忙しい時でもさっと出せる!作り置きできるおかず(ミックスビーンズ編)

作り置きシリーズも残すところ数回。
今回はミックスビーンズを使った、食べごたえ抜群の主菜レシピをご紹介します☆
コストパフォーマンスを考えると、量がたくさん入っている缶詰を購入したくなりますが、使い切るのが難しいミックスビーンズ。
でも、冷凍できる料理にすれば、あまらせる心配はなくなりますよ☆

【ミックスビーンズのここがすごい!?

まず、ミックスビーンズとはいろいろな種類の豆が入っているから付いた名前なので、メーカーによって内容に大きく違いがあります。
当然ながら、豆の種類によって栄養価も異なるので、栄養価が気になる場合は、商品の表示やメーカーのホームページなどをチェックするとよいですよ。
よく入っている豆として、ひよこ豆・青えんどう豆・赤いんげん豆が挙げられます。
豆類全般の特徴として、食物繊維が豊富なので、お腹の調子を整える効果があります。
そのほか、腹持ちがよいことも見逃せません。
また、大豆が入っているタイプのミックスビーンズは、たんぱく質がとれるのも魅力です。
肉や魚に比べて脂質が少ないので、摂取カロリーが気になるときに活躍します。

今回はそんなミックスビーンズを豚肉と一緒に煮込んでつくるポークビーンズです。
ご飯にもパンにもよく合い、冷凍もできるので、たくさん作ってストックしておくと便利な一品ですよ!


【ポークビーンズ

<材料> 調理時間:40分 
豚肩ロース(ブロック)・・300g
塩・・適量
ミックスビーンズ・・200g
玉ねぎ・・1個
にんじん・・1/2本
にんにく(みじん切り)・・1かけ
オリーブオイル・・大さじ1
トマト水煮缶・・1缶(400g)
水・・1カップ
ローリエ・・1枚
A白ワイン・・大さじ1
Aコンソメ顆粒・・小さじ2
Aトマトケチャップ・・小さじ2
Aしょうゆ・・小さじ1
塩・・適量
粗挽き黒こしょう・・適量

<作り方>

  1. 豚肩ロースは1cm角に切り、塩をもみ込んでおく。
  2. 玉ねぎ・にんじんは1cm角に切る。
  3. 鍋にオリーブオイル・にんにくを入れて熱し、香りが立ったら(2)を入れて炒める。
    玉ねぎが透き通ったら(1)を入れ、色が変わるまで炒める。
  4. (3)にミックスビーンズ・トマト水煮缶・水・ローリエを入れ、煮立ったらAを入れ、煮汁が半分ぐらいになるまで弱火で煮込む。
  5. 塩・粗挽き黒こしょうで味を調え、火を止める。
    粗熱がとれたら保存容器に入れる。

<ポイント>

  • 保存期間は冷蔵庫で3~4日ほどです。
    冷凍する場合は、一食分ずつ小分けにして3~4週間ほどを目安に召し上がってください。
  • 肉は鶏肉に変更してもおいしく作れます。
  • レシピの野菜は最小限にしていますが、お好みでパプリカやかぼちゃなどを入れても作れます。
    水分の多い野菜を加える場合は、水分をしっかり飛ばすことで保存性が高まります。

比較的長めにストックしておける主菜ですが、食べ飽きてきたときはカレー粉とバターを加えて豆カレーにアレンジ可能です。
ナンと相性がよいので、こちらもぜひお試し下さい。

ミックスビーンズは一度加熱してから包装するため、保存性が高いのもメリットです(特に缶詰)。
今回のレシピではお肉を使用しましたが、お肉を使わない場合でも、野菜たっぷりの副菜として食べられます。
収納を圧迫しない程度に買い置きしておけば、いざというときに役立ってくれること間違いなしの食品です。
上手に利用してあげて下さいませ☆

Text by はむこ/食育インストラクター