2月2日は節分!おなじみの「豆まき」や「恵方巻き」のルール、知っていますか?

2月になるとすぐにやってくる行事と言えば、そう!“節分”です!
毎年、何気なく行う「豆まき」や店頭でたくさん目にする「恵方巻き」には、実はルールがあるのをご存知ですか?
今回は、知っているようで意外と知らない?節分のお話です。

【そもそも、“節分”ってどんな行事?】

日本には春夏秋冬の四季があり、暦の上ではそれぞれの季節が始まる日を「立春」「立夏」「立秋」「立冬」といい、これらの前日を「節分」と言います。
日本では、昔から立春は1年の始まりとして大事な日でした。
立春前日の節分は大切な節目の日で、現代の“大晦日”にあたります。
新年に福を呼ぶために、邪気を払うさまざまな行事が行われるようになり、やがて節分といえば、この日をさすようになりました。
ちなみに、「節分=2月3日」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、2021年は立春が2月3日なので、節分はその前日の2月2日になるのでお間違えなく

【「豆まき」と「恵方巻き」の起源】

●豆まき
かつて日本では、中国から伝わった風習で「追儺(ついな)」という宮中行事が行われていました(別名「鬼やらい」や「厄払い」とも言います)。
その行事のひとつである「豆打ち」が、今の豆まきとして伝わったようです。
「鬼は外」「福は内」と豆をまいて悪鬼を払い、また間口や窓にヒイラギにイワシの頭をさしたものを吊るして魔除けとしました。
ちなみに、豆まきの豆は“大豆”が主流になっていますが、その理由をご存じですか?
諸説ありますが、大豆は五穀のひとつで「穀霊が宿る」とされ、穀霊で邪気を払うのに最適であったことや、「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅ぼす(魔滅=まめ)」に通じることから使われるようになりました。

●恵方巻き
こちらも諸説ありますが、大阪の船場が発祥とする説が根強いようです。
船場は江戸時代における町人文化を支える地域のひとつで、多くの商人が集まっていました。
大阪の商人たちが商売繁盛を願って太巻きを食べていた風習から、という説があるようです。
恵方巻きを食べる習慣は、主に東海・関西に根付いていました。
全国で広まるようになるのは1989年、とあるコンビニが広島県で太巻きを「恵方巻き」と名付けて販売したところ、数年後には全国のコンビニ・スーパー・デパートで販売されるようになりました。


【「豆まき」のルール

1.豆まきは夜にしよう!
鬼は真夜中(丑寅の刻)にやってくるので、豆まきは夜が適しています。

2. 豆は必ず炒ったものを使おう!
これは、生の豆を使って拾い忘れたものから芽が出てきてしまうと縁起が悪いからです。
また「豆を炒る」は「魔目を射る」ことに通じ、「魔滅」となると考えられていました。
市販の豆まき用の豆は、すでに炒ってあるのでそのまま使えますよ☆

3. 「鬼は外!福は内!」と豆を撒こう!
家の玄関や窓を開けて「鬼は外!」と豆を撒き、鬼が戻らないようすぐに戸や窓を閉めてから、「福は内!」と部屋の中に撒きましょう。

4.豆まきが終わったら、豆を食べよう!
豆まきが終わったら、1年の厄除けを願い、自分の年齢よりも1粒多く豆を食べます
これを「年取り豆」といいます。
数が多くて食べ切れない場合は、福茶を飲むという形にしても構いません☆(福茶:梅干しや塩昆布、豆まきに使った豆を3粒ほど入れたお茶)

【「恵方巻き」のルール】

1.その年の恵方を向いて食べよう!
恵方とは、その年の福徳を司る神・歳徳神がいる方角のことで、最もよいとされる方角です。
2021年の恵方は「南南東」なので、「南南東」を向いて食べましょう。

2. 切り分けずに食べよう!
切り分けると縁が切れる・運を逃してしまうので、切らずにそのまま食べましょう。

3. 願いごとをしながら、口から離さずに最後まで食べ切ろう!
口から離してしまうと、その離した部分から幸福が逃げていくと言われています。

今回ご紹介した恵方巻きのルールの「2」・「3」は、なかなか実践するのが難しい方も多いかと思います。
小さなお子さんやご高齢の方が召し上がる場合は、短めの細巻きにしたり、食べやすいように切り分けるなどして、恵方巻きを楽しんでいただければと思います☆

皆さんはいくつご存知でしたか?
今年の節分は、ご家族で豆まきや恵方巻きを楽しんでみてくださいね☆

Text byろい/食育インストラクター