夏になると飲みたくなる!今の季節にピッタリのカクテルいろいろ☆

夏になると飲みたくなる! 今の季節にピッタリのカクテルいろいろ☆

暑いこの季節には、キンキンに冷やしたビールをグイッと飲むのも良いですが、たまにはカクテルを味わうのはいかがですか。最近はバーだけではなく、様々な飲食店で手軽に味わえるようになりましたが、実はお家でも簡単に出来るカクテルもたくさんあるのをご存知ですか?

【そもそもカクテルはどんなもの?】

カクテルとは簡単に言うと「酒に2つ以上の材料を混ぜ合わせたもの」のことです。
つまり、私たちが普段何気なく飲んでいるハイボールも「酒(ウイスキー)とソーダ」を合わせているので、カクテルになります。「カクテル」という言葉がいつ、どこで、どのようにして生まれたのは諸説あり、定かではありませんが、「酒+その他の材料=カクテル」と言うことであれば歴史はとても古く、古代ローマ時代にはぶどう酒(ワイン)の水割りが、古代エジプトではビールにはちみつやハーブ、しょうがなどを加えたものが飲まれていたようです。
日本でカクテルを口にするようになったのは、バーが誕生した大正時代でしたが、その頃はまだ特定の人しか飲めない特別なお酒でした。

大きく分けて2つ、カクテルのタイプとは?

カクテルは大きく分けて「ショート・ドリンク」「ロング・ドリンク」に分かれます。
ショート・ドリンクは、材料を氷などで冷やしてカクテルグラスに注がれるものが多く、氷がグラスの中に入っていないので、時間をかけずに出来るだけ冷たいうちに味わうものです。
一方でロング・ドリンクは、タンブラーなどの大きめなグラスに氷を入れた状態でゆっくりと時間をかけて味わうもので、お湯などで割ったホットタイプのカクテルもあります。


夏に飲みたくなる!女性でも飲みやすいカクテル☆

手に入りやすいお酒を使ってかんたんに作れる、夏にピッタリのカクテルをいくつかご紹介します!!

①お酒が得意でない人でも飲みやすい「パナシェ」と「レッドアイ」
どちらもビールを合わせたカクテルです。
パナシェはフランス語で「混ぜ合わせる」と言う意味のフランス語で、よく冷やしたビールとレモネードを1対1で合わせたものです。
レッドアイは、ビールとトマトジュースを1対1で合わせたもので、二日酔いの赤い目とカクテルの色が似ていることからこの名がつきました。
この2つはアルコール度数が低く、お酒が得意でない人も比較的飲みやすいカクテルかと思います。

②果物の爽やかな飲み口が夏にピッタリ!「スプモーニ」、「モヒート」
聞いたことのある人が多い、スプモーニとモヒートはどちらも果物を使ったカクテルです。
スプモーニは、ビターオレンジピールにキャラウェイやコリアンダーなどを加えたカンパリリキュール(大さじ2)に、グレープフルーツジュース(大さじ3)を合わせ、トニックウォーターで割ったカクテルです。
モヒートは、糖蜜やサトウキビのしぼり汁を原料としたラム(大さじ3)に、ライム(1/2個)とミント(10枚程度)、シュガーシロップを合わせた清涼感のあるカクテルです。
ライムは絞って皮ごと入れ、ミントとシロップを入れて軽くつぶしてからクラッシュアイスとラムを入れて作るのがポイントです。

コーラにラムを合わせた「ラムコーク」や、白ワインにサイダーを合わせた「スプリッツァー」などまだまだお家で楽しめるものもたくさん!ぜひこの夏にお試しくださいね。

Text by まち/食育インストラクター

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