今の季節におすすめ!火を使わずに作る簡単ごはん②

いよいよ夏本番。毎日暑い日が続き、食欲も落ちやすいこの季節。
食欲はあっても、キッチンに立つのが億劫で、つい「1食抜いてしまった…。」ということはありませんか?
それでは、体が元気にならず、夏バテの原因にも繋がってしまいます。
そこで今回は、火を使わず簡単に作れる「冷凍うどん」を使った料理を2品ご紹介します。

【ひんやりおいしい!サラダチキンのごま豆乳うどん】

<材料(1人分)> 調理時間:10分
冷凍うどん・・1食分
サラダチキン・・1パック(約100g)
豆乳・・50ml
麺つゆ(3倍濃縮)・・大さじ1
白すりごま・・大さじ1
青しそ(千切り)・・適量

<作り方>

  1. 冷凍うどんは袋の表示通りに電子レンジで解凍し、冷水でよく洗って水気を切る。
  2. サラダチキンは薄切り、または手で細かく裂く。
  3. 豆乳・麺つゆ・すりごまを合わせる。(時間があるときは、先に合わせて冷蔵庫で冷やしておくとよいですよ。)
  4. 器に(1)のうどんを盛り付け、(3)を注ぐ。
    うどんの上にサラダチキンと青しそをのせて完成です。

お好みでごま油やラー油をかけてもおいしいですよ!

<栄養ポイント>
手軽にたんぱく質が摂れるサラダチキンを使った冷やしうどんです。
サラダチキンの主原料は「鶏むね肉」で、肉質がやわらかく、あっさりとした味が特徴です。
高たんぱく質、低脂肪なうえ、イミダペプチドが豊富で、疲労回復に役立ちます。
豆乳は、水に浸した大豆をすりつぶし、煮てこしたもので、たんぱく質をはじめ、カルシウムや鉄が多く含まれています。
ごまには、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維がバランスよく含まれています。
注目すべきは、ゴマリグナンという成分、抗酸化作用があり、老化や生活習慣病を予防します。


【白だしでかんたん!ガスパチョ風うどん】

<材料(1人分)> 料理時間:10分
冷凍うどん・・1食分
かに風味かまぼこ・・5本
Aトマトジュース(食塩不使用)・・1パック(200g)
A白だし・・大さじ1
A酢・・小さじ2
Aにんにく(おろし)・・少々
オリーブオイル・・小さじ1

<作り方>

  1. 冷凍うどんは袋の表示通りに電子レンジで解凍し、冷水でよく洗って水気を切る。
  2. Aは合わせておく。(時間があるときは、先に合わせて冷蔵庫で冷やしておくとよいですよ。)
  3. 器に(1)のうどんを盛り付け、(2)を注ぐ。
    うどんの上にかに風味かまぼこをのせ、オリーブオイルを回しかける。

お好みで角切りにした、きゅうりやセロリ・パプリカなどと一緒に召し上がってください。

<栄養ポイント>
スペインのスープ「ガスパチョ」を、白だしを使って和風にアレンジしました。
トマトの酸味で暑い日でもさっぱりと食べられます。
トマトジュースの主原料であるトマトは、抗酸化ビタミンであるβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEが多く含まれています。
さらに、色素成分リコピンも含まれ、活性酸素を除去し、美肌や生活習慣病予防に効果が期待できます。
リコピンやβ-カロテン、ビタミンEは脂溶性のビタミンなので、オリーブオイルなどの油と一緒にとることで、吸収率がアップします。

【便利な冷凍食品、いつからあるの?】

冷凍食品とは、「事前に処理を行い、急速凍結後、マイナス18℃以下で保存された包装商品」と定義されています。
今回使用したうどんのほかにも、コロッケや唐揚げ、餃子などのご飯のおかずや、パスタ・チャーハン、冷凍野菜など、さまざまな種類の冷凍食品があり、皆さんのご家庭でも普段から活用されているのではないでしょうか。

では、便利でおいしいこの冷凍食品、日本では一体いつ誕生したのでしょうか?
それを知るには、今から約100年さかのぼります。
1920年、北海道に凍結設備をもつ工場が造られ、水揚げされた新鮮な魚を凍結したのが始まりです。
その後、1931年には日本で最初の市販冷凍食品「いちごシャーベ」が販売されます。
戦後に一度冷凍食品の生産は停止してしまいますが、1950年ごろに冷凍食品の生産が再開・増加し、そこからどんどん普及しました。
「冷凍ゆでめん」が誕生したのは1970年代。
大手冷凍食品メーカーが次々と市場に参入し、手軽でおいしい冷凍めんが作られ、広まって行きました。

今回のレシピは、どちらもうどんだけではなく、そうめんや中華麺で作ってもおいしいです。
最近では、ゆでたり、レンジ加熱不要の、水で洗うだけで食べられる麺も多く売られているので、より簡単にしたいのであればそちらをつかうのも◎。
暑い日にぴったりな、冷たい麺料理。
ぜひ、お試しください!

Text byまち/食育インストラクター