バレンタインデー、ホワイトデーに続く第3の記念日!4月14日は「オレンジデー」

日本はたくさんの記念日がありますが、4月には「オレンジデー」という日があるのをご存じですか?
今回は、意外と知られていない?「オレンジデー」を深掘りしていきます!

【「オレンジデー」ってどんな日?】

愛媛県の柑橘類生産農家が1994年(平成6年)に発案し、JA全農えひめ(全国農業協同組合連合会愛媛県本部)が2009年(平成21年)に制定しました。
2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」に続く第3の記念日で、「大切な人に感謝を伝える日」として4月14日を「オレンジデー」にしました。

【どうしてオレンジなの?】

オレンジには「花嫁の喜び」「純粋」「愛らしさ」「結婚式の祝宴」などの花言葉があり、ヨーロッパでは「オレンジの花」を『愛と豊穣のシンボル』とし、花嫁を飾る花としてコサージュを頭につけるそうです。
日本ではそこに着目し、オレンジやオレンジ色の贈り物をする「第3の愛の記念日」として表現されています。

【韓国の「オレンジデー」は、またひと味違う!】

韓国にも「オレンジデー」がありますが、こちらは11月14日
恋人同士の記念日ではありますが、一緒にオレンジジュースを飲む日になっています。
また、同じ日が「ムービーデー」でもあることから、恋人と一緒に映画を見に行く日でもあるそうで、日本のオレンジデーとは少し異なるものになっています。

 【オレンジの香りの秘密】

オレンジの爽やかな香りは、アロマオイルやフレグランス、入浴剤などでも老若男女問わず人気ですよね。
この香りには、ストレスや不安など神経の緊張を緩和し、リラックスさせる効果があります。
また、刺激性が低く、作用も穏やかなので妊娠中の方やお子さんにも安心です。


【作ってみよう!オレンジレシピ!】

オレンジデーは、オレンジにまつわるものを贈る日ということで、今回はプレゼントにも喜ばれるオレンジを使ったレシピをご紹介します。

【紅茶が香るオレンジクッキー】

<材料(約20枚分)> 調理時間:45分(生地を休ませる時間は除く)
無塩バター・・100g
粉糖・・50g
塩・・ひとつまみ
卵黄・・1個分
オレンジピール・・50g
薄力粉・・100g
アーモンドパウダー・・20g
アールグレイの茶葉・・10g
グラニュー糖(粗め)・・適量

<下準備>

  • オーブンは180℃に予熱しておく
  • バターは室温に戻しておく
  • オレンジピールは刻んでおく

<作り方>

  1. ボウルにバターを入れて泡立て器ですり混ぜ、粉糖・塩を加えてさらに混ぜる。
  2. 全体がふんわり白っぽくなったら、卵黄を加えてよく混ぜる。
    ゴムベラに持ち替え、オレンジピール・振るった薄力粉・アーモンドパウダー・茶葉を加えてサックリ混ぜる。
  3.  ひとまとめにしたら、大きめに切ったラップで包み、薄くのばして冷蔵庫で30分くらい休ませる。
  4.  (3)を小さくちぎって手早く練り、直径3cmの棒状にし、ラップで包んで冷凍庫で30分冷やす。
  5. (4)を濡らしたペーパータオルの上で転がし、表面を濡らす。
    広げたグラニュー糖の上で転がし、全体につける。
  6. 1cm厚に切り、クッキングシートを敷いた天板にのせて180℃のオーブンで15分くらい焼き、網にとって冷ます。

アールグレイの茶葉にはベルガモット(柑橘類)のフレーバーがつけられているので、オレンジとは相性抜群!
サックサクの食感がクセになるおいしさです♪
生地が冷凍保存できるのも嬉しいポイント!ぜひお試しください♪

いかがでしたか?
オレンジデーは、ご夫婦や恋人に限らず「大切な人との絆を確かめ合う日」としての意味合いもあるため、ご家族やご友人など、普段お世話になっている方へ感謝の気持ちを込めて贈り物をできる、素敵な日でもあります。
皆さんも、4月14日は大切な人にオレンジにちなんだものをプレゼントしてみませんか?

Text byろい/食育インストラクター