お財布がピンチ!節約料理で乗り切ろう!白菜編

コロナ禍で外出を自粛していても、年末になると何かと出費が増えるものです。
気温の寒さだけではなく、懐も寒くならないために、なるべく節約しておきたいですよね。
今回はお財布にやさしく、温かい、白菜の炒め物レシピをご紹介します。

【節約はしたいけどしっかり食べたい…!】

体質的に食事の量が少ない方がよい、という方もいらっしゃいますが(※それで食事を抜いてよいということではありません)、きちんとお腹を満たした上で、なおかつ食費がかからない方法があれば、実践したいですよね。
このときに考えておきたいのが、食材の旬を考えることです。
旬の時期は収穫量が多いので価格が下がりやすいです。
特に、冬野菜は保存期間が長い根菜類(にんじん・だいこん)が多く収穫されるので、安いタイミングで多めに買い、ストックしておくことが可能です。

そのほかの野菜で、今回おすすめしたいのが白菜です。
白菜はかさがあり、食べ応えのある野菜なので、真冬の節約料理にはぴったりの存在です。
鍋物の需要が高まる冬は、どこのお店でも安価で取り扱っています。
とはいえ、その1株の大きさは、一人暮らしではもてあますこともしばしば。
鍋物に引っ張りだことはいえ、毎日食べていては飽きてしまいますよね。
そこで、今回は白菜をたっぷり使った、簡単にできる炒め物をご紹介します!


【白菜とねぎのトロトロ炒め】

<材料> 調理時間:25分
白菜・・80g
卵・・1個
長ねぎ・・1/2本
しょうが(チューブ)・・小さじ1/2
ごま油・・小さじ1
A水・・1/2カップ
A鶏がらスープの素・・小さじ1
Aしょうゆ・・小さじ1
A酒・・小さじ1
A砂糖・・小さじ1/2
塩・こしょう・・少々
水溶き片栗粉・・適量

<作り方>

  1. 白菜は芯と葉に分け、芯はひと口大のそぎ切りに、葉は大きめにちぎる。
    長ねぎはななめ薄切りにする。
  2. フライパンにごま油を熱し、しょうがを入れて香りが立つまで炒める。
    (1)の白菜の芯を入れ、全体に油が回ったら長ねぎ、白菜の葉を入れ、ねぎがしんなりするまでさらに炒める。
  3. Aを入れ、ひと煮立ちしたら塩・こしょうで味を調え、火を止めて水溶き片栗粉を入れる。
    かき混ぜながらとろみがつくまで再度火にかける。
  4. 溶き卵を回しかけ、卵が半熟状になったら火を止め、器に盛る。

<ポイント>

  • お好みでラー油や酢をかけて召し上がってください
  • 挽き肉や油揚げなどを入れると、食べ応えのあるおかずになります。

今回はシンプルな作り方にして、アレンジしやすくしています。
そのままおかずとして食べてもよいですが、とろみをつけてあんかけ風にしているので、ご飯や麺にかけてもおいしいです(※今回のレシピ写真は中華麺に合わせました)。
また、一食分で野菜が100g以上食べられます
緑黄色野菜が含まれないので、栄養が気になる場合は、にんじんなどと一緒に調理するとよりバランスがよくなりますよ。

あまった白菜はペーパータオルで包み、冷蔵庫で保存すれば長持ちします。
そのとき、芯の部分をできるだけ取り除き、その部分に濡らしたペーパータオルをあてておくと、より鮮度が保てるので覚えておくと便利ですよ!

厳しい冬の懐事情を、上手にやりくりしながら乗り切りましょう!

Text byはむこ/食育インストラクター