日本人の5~6人に1人は花粉症!つらい症状を和らげる食材とは

日本人の5~6人に1人は花粉症!つらい症状を和らげる食材とは

だんだんと暖かくなり、過ごしやすくなってきた今日この頃。
しかし、2~4月にかけてはスギやヒノキなどの花粉が多く飛散するため、花粉症の方にはつらい季節なのではないでしょうか。
50~60年前にはそれほど多くなかった花粉症ですが、近年では5~6人に1人は発症していると言われるほど身近なものになってきました。
私もこの季節になると鼻がムズムズしたり、喉がかゆくなったりと、とても憂鬱になってしまいます・・。

外出時にはマスクやメガネを使用したり、帰宅後は洗顔、うがいをしたりと外からのケアはもちろんですが、今回は花粉症の症状を和らげることが出来ると言われている食材をいくつかご紹介します。

【ポリフェノールを含む食材 甜茶、緑茶など】
ほとんどの植物に含まれていると言われるポリフェノール。
中国原産の甘いお茶「甜茶」には甜茶ポリフェノールが、そして緑茶にはカテキンが含まれ、アレルギーの炎症を抑える効果が期待できます。
また、「若返りのお茶」として知られているルイボスティーも花粉症に効果があると言われています。

【EPA・DHAを含む食材 サバ、アジ、イワシなど】
青魚に多く含まれるEPA・DHAは花粉症などのアレルギー予防と改善に効果があるとされ、青魚の他にマグロやタイなどにも多く含まれています。
EPA・DHAは体内では合成できないので、予防に関わらず積極的に摂取して頂きたい食材の一つです。

【α-リノレン酸を含む食材 しそ】
しそに含まれるα-リノレン酸には、抗アレルギー作用があると言われ、花粉症の予防に効果が期待できます。
中でも赤しそにはポリフェノール類が含まれ、アレルギー症状を緩和してくれます。

花粉症は一度発症したらなかなか完治が難しいと言われており、今回ご紹介した食材を食べていれば治るというものではありません。
ただ、上手く普段の食事に摂り入れて、少しでもつらい症状が緩和できると良いですね!!

Text by まち/食育インストラクター