楽しく飲んだ次の日につらい思いはしたくない…!二日酔い対策には「牡蠣」がおすすめ☆

コロナの影響で飲食店の営業時間が短くなり、ご自宅でお酒を楽しむ機会が増えた方も多いのでは?
時間を気にせずリラックスして飲める“家飲み”は楽しいですが、ついつい飲み過ぎてしまうということも…。
今回は、楽しく飲んだ翌日に“酔い”を持ち越さないために効果的な食材「牡蠣」に注目しました!

【二日酔いのメカニズムを知ろう☆

通常、体内に入ったアルコールは胃腸で吸収されて肝臓に運ばれ、肝臓で「アセトアルデヒド」に変わり酢酸に分解され、最終的に水と炭酸ガスとして排出されます。
実はこのアセトアルデヒドはタバコの煙などにも含まれ、強い毒性があります。
アセトアルデヒドを分解する能力以上にアルコールを飲むと、アセトアルデヒドが体内に蓄積して、さまざまな不快な症状を起こします
飲み過ぎるとアルコールは胃腸からそのまま血液中に入り、全身を巡ります。
この濃度(血中アルコール濃度)が高いほど、「酔い」の症状が出ます。

【『二日酔い』と言っても、その症状はさまざま】

二日酔いの症状は、頭痛・吐き気だけではありません。
ここでは、代表的な症状とその原因を見ていきましょう!

●頭痛
アルコールを摂取することで血管が拡張し、三叉神経を刺激するため。
脱水症状も頭痛の原因とされています。

吐き気や胃痛
胃の粘膜が傷ついたり、ただれたりするため。(アルコール性の急性胃炎)

●動悸や不整脈
脱水及び心臓の筋肉の疲れにより、心臓の収縮に異常が生じるため。

●のどの渇き
血中の水分や電解質のバランスが崩れて細胞内の水分が減るため。
アルコールなどを含む息を吐くことで、口の中や気道の粘膜が乾燥するため。

どれも不快な症状ですね…。
そのほか、睡眠障害を引き起こす場合もあり、本当に厄介です…。


【二日酔い対策には、「牡蠣」がおすすめ☆】

牡蠣には、肝臓で作られる胆汁の分泌を促し、アルコールの代謝機能を助けるアミノ酸やビタミンB12が豊富に含まれ、二日酔いの回復を早めます。
そのほか、胆汁の分泌を促進させ肝臓の解毒作用の働きを助けるタウリンも含まれているので、まさにお酒を飲む方におすすめの食材と言えます☆
また、アセトアルデヒドの分解を早める果糖が豊富なはちみつ、アセトアルデヒドを分解するタンニンを含む柿、唾液や胃液の分泌を促進するビタミンCやクエン酸を含む柑橘類なども効果的です。
牡蠣を食べたあと、デザートに柿を食べたり、カキフライにレモンを絞って食べたりするのもよいですね♪

【牡蠣の「生食用」と「加熱用」ってどう違うの?】

店頭で売られている牡蠣に書かれている「生食用」と「加熱用」。
この2つの違い、ご存知ですか?
「生食用」は、殺菌した海水に牡蠣を一定の時間入れてから出荷されます。
牡蠣は海水を吸い込んで体外に排出する性質があり、吸い込んだときに海水に含まれるさまざまな栄養を身にためます。
そのとき、食べると食中毒を引き起こすおそれのある菌も、一緒に体内へとり込んだ可能性があるため、殺菌した海水の中に一定期間入れて細菌を体外に出す工程を行い、「生食用」として出荷します。
加熱用」はこの工程を行わないため、一般的にはうま味や栄養価が多いと言われていますが、しっかり加熱することが重要です。
つまり、2つの違いは鮮度の良し悪しではなく、出荷までの工程が異なるということです。
なんとなく“「生食用」の方が新鮮そう”と思い、それを加熱調理してもおいしさは「加熱用」のものの方が上なので気をつけましょう!

いかがでしたか?
適度な量のお酒はストレス解消や気分の向上に繋がりますが、飲み過ぎはNG!
肝臓は「無言の臓器」と言われ、自覚症状がなく知らず知らずのうちに負担がかかっている場合があります。
休肝日を作りながら、お酒と上手に付き合いましょう☆

Text byろい/食育インストラクター