話題の代替肉(フェイクミート)を使ってみよう!②

ここ数年、大手の流通企業が本格的に参入し、最近ではコンビニやスーパー、ファストフードなどでも“代替肉(フェイクミート)”を使用した商品を目にするようになりました。
今回は、「話題の代替肉(フェイクミート)を使ってみよう!」シリーズの第二弾!
ブロックタイプの大豆ミートを使ったレシピをご紹介します☆

【本当にお肉っぽいの?実際に代替肉を使って料理してみた!】

前回ご紹介した「大豆ミートのジャージャー麺」は、本物の肉と遜色なくおいしく食べることができました☆
今回は、食べ応えがあるブロックタイプの大豆ミートのレシピを2つご紹介します☆

【大豆ミートの酢豚風】

<材料(4人分)> 調理時間:30分(大豆ミートを戻す時間を除く)
大豆ミート(乾燥・ブロックタイプ)・・1袋(90g)
A酒・・小さじ1
Aしょうゆ・・小さじ1/2
A塩・こしょう・・少々
片栗粉・・大さじ1
玉ねぎ・・1/2個
ピーマン・・3個
人参・・1/2本
B米酢・・大さじ6
Bトマトケチャップ・・大さじ4
Bしょうゆ・・大さじ2
Bみりん・・大さじ2
B片栗粉・・小さじ1
サラダ油・・大さじ1

<作り方>

  1. 大豆ミートはパッケージの表示通りに戻して水に10分ほどさらし、ペーパータオルで包んでしっかり水気を絞り、Aで下味をつけて片栗粉をまぶす。
  2. 玉ねぎは2~3cm幅のくし切りにし、長さを3等分に切る。ピーマン・人参は一口大の乱切りにする。
    人参は、やわらかくなるまで水からゆでる。
  3. フライパンに半量のサラダ油を熱して(1)を入れ、中火で表面に焼き色をつけるようにして焼き、一度取り出す。
  4. 同じフライパンに残りのサラダ油を熱し、(2)を入れて炒め、玉ねぎが透き通ってきたら一度取り出す。
  5. 同じフライパンに合わせたBを入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら(3)・(4)を戻し入れ、タレを全体に絡める。

続いてはこちら!


【大豆ミートのカレー唐揚げ】

<材料(4人分)> 調理時間:30分(大豆ミートを戻す時間を除く)
大豆ミート(乾燥・ブロックタイプ)・・100g
Aにんにく(おろし)・・1かけ分
Aしょうが(おろし)・・1かけ分
Aしょうゆ・・小さじ2
A塩・・少々
Bカレー粉・・大さじ1
B片栗粉・・大さじ4
揚げ油・・適量
レモン(くし切り)・・お好みで

<作り方>

  1. 大豆ミートはパッケージの表示通りに戻して水に10分ほどさらし、ペーパータオルで包んでしっかり水気を絞り、Aで下味をつけ15分ほどおく。
  2. (1)に合わせたBをまぶし、180℃の揚げ油できつね色になるまで揚げ、油を切る。
  3. 器に(2)を盛り、お好みでレモンをしぼっていただく。

●ここがポイント!
ブロックタイプの大豆ミートは、戻したあとにしっかり水気を切ることが大切です!
そうすることにより、味がよくしみ込みます。
高野豆腐をイメージしていただけると分かりやすいかと思います☆

【広がるフェイクミートの可能性☆】

肉よりも“高たんぱく・低脂質・低エネルギー”という点が注目されているフェイクミート。
2021年になってからも、フェイクミートを使用した商品がどんどん発売されています。
ビビンパやカレー、ハンバーグや中華まん、ジャーキーやスナック菓子など…。
店頭で「大豆ミート」という文字を目にする機会が多くなったように感じます!
また、とある焼き肉店では、焼き肉用大豆ミートの販売を開始したところ大人気となり、最近ではデリバリーで大豆ミート焼き肉弁当を提供しています。
健康的でおいしいとなれば、試してみたくなりますね!
実際、大豆ミートを調理・試食してみても、肉と遜色ない見ため・味わいだったので、我が家でも少しずつですが大豆ミートをとり入れるようになりました。

まだフェイクミートを召し上がったことがないという方は、機会があったらぜひ試してみてください☆
ベジタリアンやヴィーガンのイメージが強かった方も、アレンジ次第でいかようにも使える可能性を秘めているフェイクミートの魅力に気づくかもしれませんよ☆

Text byろい/食育インストラクター