働くママ向け時短レシピ~夏におススメ!火を使わないお手軽レシピ~

「働くママ向け時短レシピ」では、帰宅後すぐに作れる簡単レシピをご紹介します。
梅雨に引き続き、暑い夏も出来るだけ火を使わずに調理したいですね。
今回は電子レンジで出来る「チャーハン」と「春雨サラダ」です!

【レンジで簡単チャーハン

ご飯とお好みの具材があればすぐ出来る!
休みの日の昼ご飯にもピッタリです。

<材料(2人分)> 調理時間:10分
ご飯・・300g
サラダ油・・小さじ2
卵・・1個
A鶏がらスープの素・・小さじ1/2
A塩・・少々
Aこしょう・・少々
チャーシュー(市販・角切り)・・60g
長ねぎ(粗みじん切り)・・1/2本分
塩・・適量
粗挽き黒こしょう・・お好みで

<作り方>

  1. 耐熱ボウルにご飯を入れ、サラダ油を加えて混ぜる
  2. 卵を溶きほぐし、Aを混ぜて(1)に加え、よく混ぜる
  3. (2)にラップをふんわりかけ、600wの電子レンジで2分加熱し、取り出して全体を混ぜる
  4. (3)にチャーシュー・長ねぎを加えて全体を和え、電子レンジで2分加熱する
  5. 味をみて、足りなければ塩で調え、器に盛る
    お好みで黒こしょうをかけていただく

<ワンポイント>
具は、今回のように手間のかからないものを用意すると作業が楽です。
また今回のようにチャーシューを使用すると、しょうゆを加えなくてもこうばしさがプラス出来ます。
チャーシューを使わない場合は、しょうゆを小さじ1/2程度仕上げに加えてもおいしいです。


【味染み染み春雨サラダ

市販のポン酢しょうゆを使って簡単に出来る一品です。
作り置きおかずとして常備しておくと、いざというときに役立ちます。

<材料(作りやすい分量)> 調理時間:10分(冷ます時間は除く)
A緑豆春雨(乾燥)・・50g ※長いものは食べやすい長さに切る
A人参(千切り)・・30g
Aポン酢しょうゆ(市販)・・50ml
A砂糖・・小さじ1
A水・・200ml
Bハム(千切り)・・4枚分
Bきゅうり(千切り)・・1本分
B白いりごま・・大さじ1
Bごま油・・小さじ2

<作り方>

  1. 耐熱ボウルにAを入れ、ふんわりとラップをして600wの電子レンジで3分加熱する
  2. (1)を軽く混ぜてさらに2分加熱し、そのまま冷ます
  3. (2)が冷め、水分が春雨に吸われたら、Bを和える

<ワンポイント>
きゅうりを仕上げに加えることで、シャキッとした食感を残すことが出来ます。
きゅうりは水分が出やすいので、切ったらしっかりと水気を拭き取って和えましょう。
時間に余裕があるときは、塩を少し振ってしんなりさせ、水気を拭いて混ぜると、青臭さが軽減出来ます。

【時短レシピのポイント

ひとくちに時短レシピといっても、実はいくつかのパターンがあります。
簡単にまとめてみましたので、自分に合ったパターンを取り入れて出来ることを無理なくやりましょう。

〇調理工程・材料を少なくし、なるべく簡単にして時短
メリット

・少ない食材で出来るので、経済的にも負担が少ない。
デメリット
・毎回同じような食材・調理工程になりやすく、マンネリ化が起きやすい。

〇下処理をした肉や野菜などを使って時短
メリット

・下味をつけた状態や切っておいたものを使うので、仕上げまでのスピードが速い。
・味がしみ込みにくいものも事前の準備で解決。
デメリット

・ストック場所が必要になってくる。
・下処理時間をどこかで確保する必要がある。(休日や早朝・夜遅くなど)
・下処理したものを使い忘れてしまい、食材の無駄が出ることもある。

〇まとめ買いで時短
メリット

・数日から一週間の献立を計画的に立てて買い物するので経済的。
・買い物に出る日数やトータルの時間も軽減出来る。
デメリット
・予定外の食材を使用してしまうと、後半で足りない食材が出ることがある。
・ストック場所が必要になる。
・使い忘れると、冷蔵庫の奥で残念なことになってしまっている場合がある。

どの場合でも、メリット・デメリットがそれぞれ存在します。
どれが良くて、悪いということではありませんが、自分には「どの時短パターンが向いているのか」が分かれば、効率よく日々の料理を作ることが出来ますね。

いかがでしたか。
子育てしながら日々の生活を円滑に進めるには、さまざまな苦労があります。
目に見える苦労もあれば、ママの陰の努力で成り立っていることもありますので、ストレスがたまらないように、ときには家族に協力してもらって下さいね。

Text by さゆり/食育インストラクター