きょうは1人ごはん ~混ぜて焼くだけ!チヂミ~

家族が出かけて今日は自分だけ。
さて、ご飯をどうしよう・・・と考えることありますよね。
自分の分だけ作るのは意外と面倒臭いから、インスタントで済ませてしまったり・・・。
たまにならインスタントを利用するのもよいですが、頻繁になると栄養面が気になるところです。
今回は、スーパーなどで手に入る食材を使って簡単に出来る「海鮮チヂミ」をご紹介します!

【海鮮チヂミ

混ぜて焼くだけの簡単レシピ。
多めのごま油で表面をカリッと焼くのがおいしさのポイントです!

<材料(1人分)> 調理時間: 10分(解凍時間は除く)
シーフードミックス(冷凍)・・50g
ニラまたは小ねぎ(小口切り)・・30~40g
A薄力粉・・50g
A片栗粉・・10g
A卵・・1個
A塩・・ひとつまみ
A水・・50ml
ごま油・・小さじ4
Bしょうゆ・・小さじ1
B酢・・小さじ1
B白いりごま・・適量
B一味唐辛子・・お好みで

<作り方>

  1. シーフードミックスは解凍して余分な水気を拭く
  2. ボウルにAを合わせてよく混ぜ、(1)・ニラ(または小ねぎ)を入れてよく混ぜる
  3. フライパンを熱して半量のごま油を入れ、(2)を入れてフライパン全体に広げる
  4. (3)に焼き色がついてカリッと焼けたらひっくり返し、残りのごま油を鍋肌から加える
  5. フライ返しなどで押しながらこうばしく焼く
  6. 出来上がったら食べやすい大きさに切って器に盛り、合わせたBをつけていただく

【ポイント

  • 片栗粉入れることで少しカリッと仕上がります。
    入れない場合はその分を薄力粉に置き換えて下さい。
  • 小ねぎを使う場合は、市販の小口切りパックを使うとより手軽です。
  • お好みで人参や玉ねぎを加えても、野菜の甘みが加わっておいしいですよ。
  • 海鮮はシーフードミックスでなくてもOKです。
    自分の好みに合ったものでどうぞ。

【シーフードミックスの解凍

シーフードミックスは手軽で便利ですが、そのまま使用すると味が抜けておいしくない場合や、独特のにおいが残ることも・・・。
そんな悩みを解決するアイテムは、身近な食材「塩」です。
塩を水に溶かし、そこに凍ったままのシーフードミックスを入れて解凍すると、うま味が逃げずおいしく解凍することが出来ます

【シーフードミックスの栄養

シーフードミックスの内容はメーカーによって多少の違いはありますが、貝類やエビ・イカが原料です。
貝類やエビ・イカは良質なたんぱく質や、「肝機能の働きを高める」・「血中コレステロールや中性脂肪を減らす」効果が期待出来るタウリンが豊富です。
また脂質も少なく、エネルギーも低いのでカロリーが気になるときにもとり入れやすい食材です。

【チヂミって?

チヂミは水で溶いた小麦粉(卵が入る場合もあり。)に刻んだ具を混ぜて焼いた韓国料理のひとつです。
日本ではチヂミという言葉が有名ですが、チヂミは方言で、韓国では「プチムゲ(プッチムゲなど)」や「ジョン(チョンなど)」という名称が一般的です。
日本食もさまざまな呼称がありますが、韓国でも地域によって呼び方が異なるようです。
また厳密には、「プチムゲは小麦粉ベースの生地に刻んだ具を混ぜて焼いたもの」・「ジョンは小麦粉をまぶした具材を溶き卵にくぐらせて焼いたもの」となりますが、プチムゲを小さく焼くとジョンと呼ぶなど、さらに細かな分類もあるようです。
実際にその国に住んでみないと分からない決まりがいろいろとありますので、「チヂミ」=「プチムゲ」または「ジョン」と覚えておきましょう。

いかがでしたか。
今回はシーフードミックスを使って作りましたが、豚肉やキムチを入れたり、野菜だけで作ってもOKです。
具によってバリエーションが広がるので、いろいろと作ってみて下さい!!

Text by さゆり/食育インストラクター