
食物アレルギーを持つお子さんを育てるママやパパにとって、毎日の献立やおやつ作りは、愛情と気配りの積み重ねですよね。
特に「卵」と「乳製品」は、パンやお菓子、加工食品などさまざまな食品に使われているため、除去が必要になると「何を作ればいいの?」「レパートリーが増えない……」と悩んでしまうことも少なくありません。
そこで今回は食物アレルギー対応のおやつレシピ!「チョコチャンククッキー」をご紹介します♪
【「食べられない」を「おいしい!」に変えよう】
アレルギー対応食と聞くと、「何かを我慢する食事」というイメージを持たれがちです。しかし、実は代わりの食材(代替食材)をうまく使うことで、通常よりもコクがあったり、素材の味が引き立ったりする「新しいおいしさ」に出会えるチャンスでもあります。
最近では、豆乳、アーモンドミルク、米粉、ココナッツオイルなど、スーパーで手軽に手に入る代替食材の種類も増えました。
これらを味方につければ、家族みんなで同じお皿を囲める「共食」の喜びがもっと広がります。
【チャンククッキーとは】
チャンク(chunk)とは英語で「大きなかたまり」という意味で、板チョコを割ったような大きめのチョコやナッツがごろごろ入ったクッキーのことです。
一般的にはバター・砂糖・卵・小麦粉・ベーキングパウダーなどをベースに作られますが、今回は卵と乳製品不使用で作ります♪
【卵&乳製品不使用のチョコチャンククッキー】
<材料(6枚分)>調理時間:20分
薄力粉・・100g
砂糖・・30g
ベーキングパウダー・・小さじ1/2
塩・・ひとつまみ
調整豆乳・・大さじ3
サラダ油・・大さじ3
板チョコ(ビター)・・40g
ミックスナッツ(無塩・ロースト)・・50g
<下準備>
- 天板にオーブンシートを敷いておく
- オーブンは170℃に予熱する
<作り方>
- 板チョコ・ミックスナッツはそれぞれ包丁で粗く刻む
- ボウルに薄力粉・砂糖・ベーキングパウダー・塩を入れ、軽く混ぜておく
- 別のボウルに豆乳を入れ、泡立て器で混ぜながらサラダ油を少しずつ加えて乳化させる
- (2)のボウルに(3)を加え、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる
- (4)に(1)を加え、全体をなじませる
- (5)を6等分にし、天板の上に間隔をあけながら並べ、直径10cmくらいの円形に広げる
- 170℃のオーブンで15~20分焼く
- こんがり焼き色がついたら、クッキーをケーキ網にのせて粗熱をとる
ナッツアレルギーの方や心配な方はナッツなしで作ってください
【たまには市販品を頼ろう】
アレルギー対応の食事作りを毎日完璧にこなそうとすると、いつか疲れてしまいます。
たまには「アレルギー対応の市販品」に頼ってみましょう。
最近では、卵・乳不使用のマヨネーズ風ドレッシングや植物性チーズなど、おいしさや使いやすさに優れた商品が数多く販売されています。
また、豆乳は牛乳の代替としてだけでなく、まろやかなコクや風味をいかして、マヨネーズ風ドレッシングやクリームソース、お菓子作りなど、卵や乳製品を使わないレシピにも幅広く活用されています。
「食べられないものがある」と考えるのではなく、「今日は豆乳を使ったヘルシーなメニューを楽しもう」と前向きに発想を変えることで、料理の時間がより楽しく、豊かなものになります。
食物アレルギーがあると、どうしても「安全かどうか」に意識が集中してしまいます。
もちろん安全管理は最優先ですが、それと同じくらい大切なのは、「おいしいね」と言い合える家族の時間です。
今回ご紹介したレシピは、アレルギーのない方が食べてもおいしくいただけるクッキーです。
特別な日も、何気ない日常も、みんなで同じものを「おいしい!」と笑って食べられる時間が、お子さんにとって楽しい食体験の一つになるのではないでしょうか。
ぜひお子さんと一緒につくってみてください♪
Text by くまこ/食育インストラクター




