子どもの虫歯!?「シュガーコントロール」がカギ!!

「そんなに甘い物ばっかり食べていたら虫歯になるよ~!」とよく子どもの頃から言われてきました。
そして、母になった今子どもによく言っています。
今まで聞き流していたけれど、本当に大事なことだったのかも。
そこで今回は子どもの虫歯予防に欠かせない「シュガーコントロール」についてお伝えします。
歯磨きをしっかりできないこの時期だからこそ実践したい!!

【シュガーコントロールとは?】

糖分の摂取をコントロールすることで、虫歯菌の栄養になるものを少なくし、菌の繁殖を抑えることができます。
口の環境を整えることで、虫歯になりにくい習慣を身につけることがポイントです。
甘いものを食べるおやつの時間、子どもも大人も大好きな時間、でもちょっと待って!!
ここで「シュガーコントロール」!!

【注意したいおやつ】

①砂糖の量が多いもの
甘いおやつに気を使っていてもジュースを飲んでしまったら台無し…。
ジュースにも砂糖が多く入っていますよ!
水や麦茶など無糖の飲み物を選びましょう

②口の中に長く留まりやすいもの
キャンディーなど長時間口の中に留まると虫歯発生率が高くなるそうです。
それはおやつのダラダラ食いにもつながることです。
決まった時間内におやつを食べましょう。

③歯にくっつきやすいものは避ける
キャラメルやスナック菓子など食べかすが残ると②と同様、口の中に留まりやすくなります。


子どもに甘いものはダメ!!と我慢させすぎるのもちょっとかわいそうですよね。
無理なく出来るようでしたら実践していただきたいですが、逆にストレスが溜まってしまっても嫌ですね。
1日〇個までなど親子でルールを決めてみるのもよいかもしれません。
また、果物やさつま芋など自然な甘さのものを選ぶとよいでしょう。
口溶けのよいヨーグルトなども◎。
上記の内容を意識しておやつを与えていただければ、少しでも虫歯の発生を抑えることができると思います。
もちろん、食後の歯磨き、歯間ブラシやデンタルフロス(歯間用糸)などでの、仕上げ磨きがとっても大切!
しっかりみてあげてくださいね!

いかがでしたか?
「シュガーコントロール」を意識することで、食生活を見直すきっかけにもなると思います。
出来るところから試してみてください。

Text by くまこ/食育インストラクター