
毎日忙しく過ごしていると、家族そろって食卓を囲む時間はついあと回しにしがちですよね。
しかし、実はその食卓こそが、家族の絆を育む大切な時間なのです。
そこで今回は、食卓で育む家族のコミュニケーションについてお伝えします。
子どもとのコミュニケーションは、どのようなことを意識したらよいのでしょうか。
【意識したい4つのポイント】
①会話を引き出そう!
子どもは学校や習い事でいろんな体験をしています。
嬉しかったこと、ちょっと悲しかったこと、面白かったこと…でも、それをなかなか言葉にできないこともあります。
そんなとき、夕食の席で「今日の学校で楽しかったことは?」と軽く聞いてみるだけで、子どもは自然と話しはじめます。無理に質問攻めにするのではなく、食べながら自然に会話を引き出してあげましょう。
②一緒に作る楽しさを共有しよう
食事の時間だけでなく、料理を一緒に作ることもコミュニケーションのチャンスです。
子どもと包丁を使うときは安全に気をつけながら、「ここを切ってみようか」と声をかけるだけで、子どもは自分も役に立てていると感じます。
サラダを盛りつけたり、パンにジャムを塗ったりするだけでも十分です。
「手伝った!」という体験が、自信につながり、「家族の一員として役に立っているんだ」という感覚を育てます。
③五感で感じる会話をしよう
食卓では、言葉だけでなく五感を通しての会話も大切です。
「このトマト甘いね」「きゅうり、シャキシャキしているね」そんなちょっとした感想が、子どもにとって自分の感覚を言葉にする練習になります。
季節の食材や家庭ならではの味について話すのもおすすめです。
「このかぼちゃは秋に採れたんだよ」と話すと、子どもは季節の移ろいを感じながら、食に興味を持つきっかけになります。
④くつろげる時間をつくろう
あれもこれも用意して…と、無理をして毎日完璧な食卓にする必要はありません。
大切なのは、「一緒に食べる時間」と「話すきっかけ」をつくることです。
忙しい日には、簡単な料理やお弁当でも構いません。
ポイントは、子どもが「話したい」と思える雰囲気を作ること。
無理をせず、ゆったり、くつろげる時間をつくりましょう。
笑いながら食べる…そんな小さなやり取りが、家庭の温かさを育てます。
いかがでしたか。
コミュニケーションは子どもの思考や言語能力の基礎となります。
自分の意見を伝える、相手の気持ちを考えるというプロセスを経て、論理的に考える力や対話力が備わっていきます。
まさに食卓は絶好の場、できることからぜひ始めてみてください♪
Text by くまこ/食育インストラクター




