これなら食べられる!?苦手克服レシピ「なす」

子どもが健やかに成長するためにも、好き嫌いしないでいろいろな食品を食べてほしいものですよね。
しかし、「子どもに好き嫌いがあるのは当然である」と言われています。
それは、味覚の敏感さが大人と異なるから。
確かに子どもの時食べられなかったものが、大人になって食べられるようになることってありますよね。

食べ物の好き嫌いは、味・におい・舌ざわり・食感などさまざまな原因が考えられます。
それなら食材の切り方、調理法によっては苦手を克服できるかも!

今回のピックアップ食材は「なす」
味だけでなく、見た目や食感・歯ごたえが苦手なお子さんが多いようです。
アク抜きをしっかりして、小さめにカット!カラッと素揚げで苦手を克服!

【麻婆なす】

<材料(4人分)> 調理時間:30分
なす・・4本
豚挽き肉・・200g
にんにく(みじん切り)・・小さじ1
しょうが(みじん切り)・・小さじ1
長ねぎ(みじん切り)・・1/3本分
甜麺醤・・大さじ1
Aしょうゆ・・大さじ1/2
A砂糖・・小さじ1
A酒・・大さじ1
A鶏がらスープの素・・小さじ1/2
A水・・1/2カップ
酢・・小さじ1/2
水溶き片栗粉・・適量
サラダ油・・大さじ1
ごま油・・小さじ1
揚げ油・・適量

<作り方>

  1. なすは皮をしま模様にむき、3cm角に切る。
    塩(分量外)をふって表面から水分が出てきたらペーパータオルでふき取る。
    ※塩をふってアク抜きをすることで、苦味やえぐみが感じにくくなります。
  2. 170 ~180℃の揚げ油に(1)のなすを皮目から入れ、白い果肉部分が色づくまで3分ほどしっかり揚げる。
    ※なすの皮目から揚げることで、色あせを防ぎます。
  3. フライパンにサラダ油を熱し、豚挽き肉を加えて炒める。
    豚挽き肉がパラパラになったら、にんにく・しょうがを加えて炒め、香りがしてきたら、甜麺醤を加えてさらに炒める。
  4. (3)に混ぜ合わせたAの調味料を入れ、煮立ったら(2)のなすを加え、1~2分煮る。
  5. 長ねぎを加え混ぜ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
    仕上げにごま油・酢をまわしかける。

なすは、塩を振ってしっかりアク抜きをし、甜麺醤の濃い味つけにした挽き肉と一緒に食べると、えぐみが感じにくく、食べやすくなります。
また、なすは油通しすることで、油のコクがプラスされておいしくなります。


【なすの栄養は?】

なすは90%以上が水分ですが、カリウムや葉酸、食物繊維などを含んでいます。
カリウムは、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあり、高血圧予防やむくみの解消に効果的です。
また、水分とともに体の熱を放出して、のぼせやほてりを鎮める作用があるため、夏バテ予防にも役立ちます。
葉酸は、ビタミンB群に属し、ビタミンB12とともに赤血球を作るため「造血のビタミン」とも呼ばれています。
また、成長促進効果があり、子どもたちにとって必要な栄養素のひとつです。
食物繊維は、腸内環境を整え、便秘の予防に役立つほか、肥満を予防する効果もあります。
鮮やかな紫色のなすの皮には、ポリフェノールの一種ナスニンが含まれ、強力な抗酸化作用を持ち、免疫力アップが期待できます。
なすの皮が苦手でなければ、皮はむかずに調理して食べたいですね。

いかがでしたか?
最近のなすは品種改良により、アクが少なくなってきているものの、時期によってはアクが強くなります。
塩を振ったり、塩水に浸すなど、アク抜きをしっかりして調理しましょう。
なすには、成長期に欠かせない栄養素がたくさん含まれているので、子どもたちには食べられるようになって欲しいですね。
おいしく食べることができれば、なすの苦手意識も和らぐはず。
ぜひ試してみて下さい。

Text byくまこ/食育インストラクター