
今回は、『“髪の日焼け”について考える』シリーズ第二弾!
髪の健康をサポートしてくれる栄養素をたっぷり含んだレシピをご紹介します。
【人参とツナの卵炒め】
<材料(2人分)> 調理時間:20分
人参・・1本
ツナ缶(油漬け)・・1缶
卵・・2個
塩・・少々
Aしょうゆ・・小さじ2
Aみりん・・小さじ2
白いりごま・・小さじ1
ごま油・・小さじ2
<作り方>
- 人参は千切りにする。ツナは軽く油を切っておく。
- 卵はボウルに割りほぐし、塩を入れてしっかり溶く。
- フライパンに半量のごま油を熱し、(2)を入れて大きく混ぜながら半熟になるまで加熱し、一度取り出す。
- 同じフライパンに残りのごま油を熱し、(1)の人参を入れて炒める。
しんなりしてきたら(1)のツナを加えてサッと炒め、(3)・合わせたAを入れて炒め合わせ、仕上げにごまを振る。
人参が苦手な方も、ツナのうま味とごま油の風味で食べやすい一品です。
甘めの味つけなのでお子さんのお弁当にもおすすめです。
【この料理の栄養をチェック!】
●人参は、頭皮の血行を促進する「ビタミンA」を多く含んでいます。
ビタミンAは油脂と一緒に摂ると体内での吸収率が高まるので、今回のレシピのように油で炒めると効率よく摂ることができます。
●ツナや卵は、髪の毛を構成する成分で、髪の健康には欠かせない「たんぱく質」が豊富です。
●ごまやごま油には、髪の毛の健康を維持する「ビタミンE」が含まれています。
また、ごまは髪の毛を作り出す毛母細胞の増殖を促進する「亜鉛」も含んでいます。
【その行動、髪が悲鳴を上げているかも…!】
「その行動」とは…ずばり、『髪の自然乾燥』です。
自然乾燥には、以下のデメリットがあります。
●キューティクルがはがれやすくなる
髪の表面にはキューティクルと呼ばれる組織がうろこ状に広がっています。
キューティクルの役割は、外部刺激からの保護です。
しかし、髪が濡れているとキューティクルは開いた状態になり、摩擦をはじめとするちょっとした刺激ではがれてしまいます。
こうなると守る機能が弱まって髪が乾燥し、見た目も手触りもパサつきを感じるようになります。
●雑菌が繁殖する
髪が濡れている状態が長いと頭皮の常在菌のバランスが崩れ、頭皮に悪影響を与える菌が繁殖しやすくなります。
ひどくなると皮膚疾患を発症して頭部にかゆみや赤みが生じるだけでなく、不快なにおいも発します。
●寝ぐせがつきやすくなる
髪型や髪の流れは、髪の毛が乾くときにできる水素結合で決まります。
水素結合は、髪の内部でたんぱく質のケラチン同士を繋ぐ弱い結合で、濡れると簡単に切れ、乾くと再結合します。
水素結合が切れるとケラチン鎖は動きやすくなり、髪はそれまでの形状を失って変形しやすい状態になります。
その状態のまま枕などで圧迫されながら髪が乾いていくと、水素結合は元の場所ではなく、「ズレた位置」で再結合してしまいます。
この “ズレ” がそのまま形として固定されてしまい、いわゆる寝ぐせとなるのです。
寝ぐせを治すには一度髪を水で濡らして結合をリセットし、理想の形で再乾燥させるのが効果的です。
夏場はドライヤーが億劫になりがちですが、自然乾燥は避けましょう。
ドライヤーは頭皮から10cm以上離してまんべんなく温風をあて、最後は冷風でキューティクルを引き締め、ツヤを出すようにするのがおすすめです。
日焼けで頭皮がダメージを受けているときは、刺激を与えないよう冷風で乾かすのがポイントです。
【睡眠もしっかりとろう!】
髪の健やかな成長には、睡眠時に分泌される「成長ホルモン」と「メラトニン」という2つのホルモンが大きく関係しているため、質のよい睡眠をとることが大切です。
また、睡眠は頭皮の血行と関わっている自律神経のバランスを整える働きもあります。
8月を過ぎても、例年暑さが続きます。
暑いと寝不足になったり、食が細くなったりしますが、それは髪や頭皮にも悪影響を及ぼします。
冷房で室内を適温にし、十分な睡眠とバランスのよい食事をきちんと摂る生活習慣を心がけましょう。
Text by ろい/食育インストラクター




