苦くて大人な味☆コーヒーの日って知ってる?

子どものころは苦くて飲めなかったのに、大人になると何気なく飲んでいるコーヒー。
今回は日本のみならず、世界中で愛飲されているコーヒーについてのお話です。

【10/1はコーヒーの日】

コーヒーの日は1983年、「全日本コーヒー協会」が、日本国内におけるコーヒーの魅力の普及と、コーヒー業界の活性化を目的として制定しました。
日本だけの日なの?と思うかもしれませんが、国際コーヒー機関は、2015年から10月1日をコーヒーの日に制定すると発表し、コーヒーの日は世界共通の日となっています。
そして2026年には、国連総会でも10月1日を「国際コーヒーデー」とする決議が採択されました。
また、10月1日はコーヒーの新年度の始まりとされる日でもあります。
コーヒー豆の収穫は地域によって異なりますが、主要な生産国の収穫期が終わり、新しい豆が市場に出回るのがこの時期です。
そのため、10月は新豆が流通し始めるので、コーヒー業界にとって節目のタイミングなんです。

【コーヒーを飲むとどんな効果があるの?】

コーヒーと健康に関する研究は、国内外で多く行われており、コーヒーを習慣的に飲むことで、さまざまなメリットがあると考えられています。
コーヒーにカフェインが含まれているのは有名ですよね。
このカフェインには、覚醒作用があります。
この覚醒作用によって、頭をすっきりさせて集中力を高める効果があります。
また、利尿作用があり、体内の老廃物の排出を促進する効果もあります。
そして、コーヒーにはポリフェノールも豊富に含まれています。
コーヒーに含まれているポリフェノールは、植物が持つ苦みや色素の成分で、活性酸素などから身を守る抗酸化作用の強い成分です。
そのため、ポリフェノールは活性酸素が引き金となって起こるがんや動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立つと考えられています。
しかし、コーヒーの過剰摂取は睡眠障害や胃腸障害などの副作用があるため注意が必要です。


【浅煎り・中煎り・深煎りって何が違うの?】
コーヒー豆を購入するときやカフェで見かける、浅煎り・中煎り・深煎りの表記。何がどのように違うのでしょうか。
同じ原料を同じ焙煎方法で煎った場合、焙煎時間が短いものから浅煎り・中煎り・深煎りに分けられます。
焙煎の度合いによって、味や香り、見た目にも違いが生まれます。

●浅煎り
浅煎りは、豆本来の酸味や香りが強く残り、フルーティーで軽やかな味わいが楽しめます。
シナモン色くらいの浅い色づきが特徴です。
フルーツ系・軽いコーヒーが好きな方にピッタリです。

●中煎り
酸味・苦味・甘みのバランスがよく
、ナッツやチョコレートのような香ばしさがあり、日本人に好まれる味わいです。
見た目はやや濃い茶色です。
初めてコーヒーを飲む方や毎日のコーヒーにおすすめです。

●深煎り
深煎りは焙煎によって糖分がカラメル化し、苦みとコク・ローストの香りが生まれます。
酸味はほとんどなく、濃い茶褐色になるのも特徴です。苦味をしっかり楽しみたい方におすすめです。

【カフェオレ・カフェラテ・カフェモカの違い】

カフェオレやカフェラテ、カフェモカなど見た目はどれも似ていて、コーヒーにミルクを混ぜたものですが、何がどう違うのかすべてを理解するのはなかなか難しいですよね。
そこで、それぞれの特徴や共通点などをご紹介します。

●カフェオレ
カフェオレはフランス発祥で、ドリップしたコーヒーに温めたミルクを入れた飲み物です。
コーヒー1:ミルク1の割合が一般的です。
まろやかで優しい味わいが特徴です。

●カフェラテ
カフェラテはイタリア発祥で、エスプレッソに蒸気で温めたミルクを入れた飲み物です。
エスプレッソ1:ミルク4の割合が基本です。
なめらかな口あたりで、エスプレッソの苦味とミルクの甘みのバランスがよいのが特徴です。

●カフェモカ
カフェモカはアメリカ発祥で、エスプレッソに蒸気で温めたミルクを合わせ、最後にチョコレートソースをかけた飲み物です。
エスプレッソ3:ミルク7の割合で混ぜるのが一般的で、ホイップクリームをトッピングするところもあります。
また、チョコレートの代わりに、ココアを加えたものもカフェモカと呼ばれています。

いかがでしたか?
コーヒーについて知っていただけたと思います。
今年のコーヒーの日は、いつもよりちょっとだけ特別な楽しみ方で、コーヒーを満喫してみてくださいね。

Text by あお/食育インストラクター