今日の主役はぼく!わたし!簡単ちびっこシェフレシピ☆

今回は夏に食べたい!!爽やかな「レモンクッキー」のご紹介です!
卵不使用で、軽い食感が魅力的♪
お子様と一緒に挑戦してみてください。

【一緒に作る保護者の方へ

このレシピはお子さんが主体となって作れる簡単なものですが、加熱や包丁を使う作業がありますので、年齢に合わせたお手伝いをお願いします。
お子さんが出来る部分はなるべく手を出さずに見守ってあげて下さいね。

【レモンクッキー

<下準備>
材料は全て常温に戻しておく

<材料>
バター・・・50g
上白糖・・・50g
レモン汁・・・小さじ2
(レモンの皮(おろし)・・・1個分(2g位)
A薄力粉・・・90g
A片栗粉・・・30g

<作り方>

  1. 柔らかくしておいたバター・上白糖をボウルに入れ、ゴムベラでよく混ぜる。
  2. (1)にレモン汁を入れてさらに混ぜ、ふるったAを入れ、切るように混ぜる。
    ※レモンの皮がある時はここで加える。
  3. 生地がまとまったらオーブンシートではさみ、5mm厚に伸ばして冷蔵庫で1時間~休ませる。
  4. オーブンを180℃に予熱する。
    (3)のオーブンシートを片側はがし、生地を好みの大きさに切る。
    オーブンシートごと天板に並べ、オーブンで15分~20分焼く。
    焼けたら取り出し、しっかり冷ます。

<ポイント>

  • サクサク感を出すために片栗粉を入れています。
    コーンスターチに置き換えて作っても大丈夫です。
    また、固めの仕上がりが良い場合は、全て薄力粉で作ってください。
  • 焼いている間に生地がダレて流れてしまう事があります。
    生地はしっかりと休ませ、焼く直前まで冷蔵庫で冷やしておくと、形を保って焼きやすいです。
  • 時間がある時は前日に生地を作り、しっかりと休ませておくといいです。
    冷凍保存もできますので、たくさん作ってストックしておくと、いざという時に切って焼くだけでホームメイドクッキーが作れます。
    今回のレシピ以外でも、大体のクッキー生地が冷凍可能だと思います。
    ただし、長期にわたっての保存は、劣化や衛生面において好ましくないので、2週間~1ヵ月位を目安に、しっかり密閉した状態で保管して下さい。
    保管状況によってはもっと早く劣化する可能性があるので、使う前に状態を確認し、判断に迷う時は使用しないようにしましょう。

<おまけ>
今回はボウルで作るやり方のほか、密閉できる袋でモミモミして作るやり方でも作ってみました。
そちらのやり方の時は3歳になったばかりのオチビと一緒に作りました。
その時の画像も載せておきますので、小さなお子さんと一緒にやってみたいという方は参考にしてみてください。
手順はボウルが密閉できる袋に変わったというだけです。
こちらは袋の中で棒状にし、そのまま冷蔵庫で休ませました。
生地を切る時も、その袋を切り開いてまな板代わりにしていますので、片付けも楽でした。


<レモンの皮の使用に際して>
レモン(以外に柑橘類やバナナ)は防かび剤・防ばい剤を皮に付着させて輸入するため、一般に売られているものは表面に薬剤が付いているものがほとんどです。
これらの薬剤は洗っても残留しているといわれるため、お菓子作りや料理で皮を使う場合は、防かび剤・防ばい剤不使用と書かれた、有機栽培や無農薬栽培の国産を使用して下さい。
防かび剤を使用している場合、商品の入った袋や売り場の商品名のタグ等に書かれています(イマザリル・OPP・TBZなど)。

作ってみると、思っていたよりも焼き上がりのレモンの酸味がしっかり残っていました。
レモンの皮を入れたものと両方作りましたが、レモンの皮入りは程よい酸味に香りがあり、よりレモンらしさを感じました。
軽い食感とさわやかな酸味をお楽しみください!

Text by さゆり/食育インストラクター