世界で一番濃い!抹茶ジェラートのお味は?

世界で一番濃い!抹茶ジェラートのお味は?

お茶の産地である静岡県藤枝市にお茶屋さんが作る世界で一番濃い抹茶ジェラートがあると聞いて行ってきました!

【抹茶の濃さは7段階♪】

世界で一番濃い抹茶ジェラートがいただけるのは、明治40年創業の丸七製茶が経営する『スイーツファクトリーななや』さんです。(ネット販売もされています。)
ショーケースには抹茶の濃さが選べる7種類の他、ほうじ茶やごま、定番のミルクなど15種類以上が並んでいました。
東京から2時間以上かけて来たからには、抹茶ジェラート全制覇しよう!ということで、抹茶7種類と気になったほうじ茶を注文。(二人で食べました。)
抹茶ジェラートはNo.1~7と数字が上がるごとに抹茶が濃くなります。

No.1 市販のリッチタイプの抹茶アイスと同等の濃さ。
No.2 ほんのり香る本格抹茶の風味が楽しめる。
No.3 ななやのスタンダード。抹茶のボディを感じる濃さ。
No.4 抹茶の渋味を感じる大人の味わい。
No.5 ガツンとくる抹茶の渋みが特徴。
No.6 ここまで入れるか!と衝撃的な濃さ。
No.7「ここまで抹茶が入ったジェラートは世界中どこにもない!」まさに究極の味。
世界で一番濃い抹茶ジェラート。

まずは1番から順に食べてみましたが、個人的には4番が好みの濃さでした。
7番の世界で一番濃い抹茶ジェラートは他の6種類とは異なる抹茶を使用していてお値段もちょっとお高め。
その理由は農林水産大臣賞を受賞した最高級の抹茶を使用しているからです。
一番濃いと言うだけあって色も深い緑色をしていますが、ただ苦みや渋みを感じるのではなく、甘みや深みがあって抹茶好きにはたまらない濃さでした!


【世界中でも抹茶ブーム!】

日本では、抹茶のお菓子や飲料は人気で期間限定商品などもたくさん出ているので身近な食品のひとつですが、最近では海外でも注目を集めています。
“抹茶”と聞くと、渋くて苦いイメージで苦手な方もたくさんいますが、リラックス効果アンチエイジング効果が期待され、海外のコーヒーショップでも気軽に抹茶ラテなどがいただけるほど浸透しています。

【抹茶の始まりは中国】

“お茶”始まりは中国で、1191年に日本に禅宗を教えた栄西が茶の種を持ち帰り、お茶の栽培が始まり、日本でもお茶を飲む習慣を広めました。
抹茶の飲み方は、中国の禅僧が茶葉を粉にしてお湯混ぜて泡立てたことが始まりといわれています。
そして、栄西が聖福寺(日本で初めて建立された禅宗の寺院)に抹茶の飲み方を教えたことで日本に広まったようです。

店内では実際に石臼で抹茶が挽かれているところを見ることができます。
ジェラートだけでなく抹茶を使った生菓子や焼き菓子、また茶葉も売られているので静岡に行かれた際には立ち寄ってみるのもおすすめですよ。

 Text by ざわちゃん/食育インストラクター