「カントウィッチ」って何だろう?イタリアのあのお菓子を子どもと一緒に作っちゃおう♪

トスカーナの「カントウィッチ(Cantucci)」!何のことだろう?
これはみなさんよくご存知なあのお菓子です♪

【「カントウィッチ」とはどんなお菓子?】

別名「カントゥチーニ(Cantuccini)」や「ビスコッティ ディ プラート(Biscotti di Prato)」とも呼ばれ、そうビスコッティのことです!
ビスコッティはフィレンツェ近くのプラートという町のお菓子です。
「ビスコット」とはラテン語で「二度加熱する」の意味で、実際2回焼いて作ります。
フランス語の「ビスキュイ」も英語の「ビスケット」もこのビスコットに由来した言葉です。
ビスコッティは水分を蒸発させて作るためとてもかたく、イタリアではヴァン・サントという甘口のワインに浸して食後に食べたり、カプチーノと一緒に朝食にいただいたりします。

今回はお子様でも食べやすいかたさの簡単レシピをご紹介します。

【簡単カントウィッチ】

<材料>
A薄力粉・・120g
Aベーキングパウダー・・小さじ1/3
砂糖・・50g
卵・・1個
お好みのローストナッツ(アーモンド、カシューナッツなど)・・50g
ビターチョコレート・・50g

<下準備>
・Aは合せてふるっておく
・ローストナッツ、チョコレートは粗く刻んでおく
※ナッツをローストする場合は150℃で10~15分でOK!


<作り方>
1. ボウルに薄力粉・ベーキングパウダーをふるって入れ、中央をくぼませる
2. (1)のくぼみに、砂糖・溶き卵を加えてざっくりと混ぜる
3. (2)にナッツとチョコレートを加え、手早く混ぜ込む
4. 天板にオーブンシートを敷き、厚さ2cm、長さ10cmくらいの楕円形(大きなかまぼこ形をイメージ)にし、180℃のオーブンで30分程焼く
5. 1.5cm幅に切り、天板に切り口を上にして並べ、150℃で15分乾燥させる

密閉容器に入れ、1週間ほどで食べきるようにしましょう♪
我が家の子どもたちには大好評!
たまには噛み応えのあるお菓子もいいですよね!
かわいらしくラッピングをしたら持ち寄りパーティーにもピッタリ♪
ティータイムに喜ばれること間違いなしです!

Text by くまこ/食育インストラクター