「世界三大紅茶」をご存知ですか?

  「世界三大紅茶」をご存知ですか?

中国の唐時代、760年には茶の記録が残されています。
その後ヨーロッパに伝わり、さまざまな出来事をくぐり抜けて紅茶文化として確立されていきました。
そんな歴史が深い「紅茶」にも、世界三大紅茶があるのです(*^^)

【紅茶の味や香りは産地で決まる!】

紅茶を生産している国は、全世界で30か国以上にものぼります。
紅茶の種類は基本的に産地で分けられています
紅茶の産地といえば、インドやスリランカ、中国、インドネシアなどが有名です。
日本でも紅茶は生産されていますが、生産量よりも輸入量の方が圧倒的に多い国です。
その分、世界のさまざまな紅茶を楽しめる状況にあるとも言えますね(^^)/

【世界三大紅茶とは】

●ダージリン(Darjeeling)
インドのダージリン地方を原産地とする紅茶で、日本でもよく知られています。
世界的に有名な紅茶産地ですが、インドの全生産量のうちほんのわずかにしかなりません。
他の山地にはない独特の高貴な香りをもっており、「紅茶のシャンパン」と呼ばれています。
春らしい爽やかな風味が特徴の「ファーストフラッシュ」、熟成した味と香りが楽しめる「セカンドフラッシュ」、円熟した濃い味わいの「オータムナル」という3つのシーズンで収穫が行われています。
水色もシーズンごとに異なり、淡い黄金色から橙色に変化します。
ストレートで飲むのが向いています。

●ウバ(Uva)
スリランカ南東部のもっとも標高(約1800m)が高い山岳地帯に位置する産地です。
リプトン紅茶の創始者であるトーマス・リプトン氏がスリランカに渡り、紅茶栽培に乗り出したのもこのウバ地区からでした。
「ウバフレーバー」と呼ばれる、メントール系の独特のさわやかな香りを持つのが特徴です。
キレのある渋みも個性的で、他の紅茶とは味や香りが異なります。
アイスティーにするとタンニンが強いために、透明感を保つのが困難なので、「水出し」で入れることで独特の香りをアイスティーでも楽しめます。

●キーマン(キームン/キーモン/祁門/Keemun)
中国の安徽省(あんきしょう)祁門県が原産地となる紅茶で、世界最古の紅茶産地として知られています。
収穫シーズンは6月~9月頃と短く、ごく少量しか生産されていない銘柄です。
果実のような強い甘みとともに、ランやバラのような甘い香りや、やわらかなスモーキーフレーバーを味わえます。
ヨーロッパでは、「紅茶のブルゴーニュ酒」と称されています。


【おいしい紅茶のための3要素】

  1. ベストな水
    空気をたっぷり含む新鮮な水を使用することで紅茶のおいしさを引き出します。
    ボトルに入った水は、製品によって含有成分が異なるため、水道水、もしくは浄水器のお水がよいでしょう。
    紅茶を入れる直前に沸かすことも大切な要素です。
    強火で沸かし、表面に5円玉大の泡がボコボコと出るまで火にかけます。
  2. 茶葉と熱湯の割合
    茶葉と熱湯の基本分量は、カップ1杯分に対し、茶葉が3g(ティースプーン1杯)、熱湯が200mlです。
    蒸らし時間は3分が基本です。
    ティーバッグ1袋では、熱湯200ml、蒸らし時間は1~2分が基本となります。
  3. ジャンピング
    適切な分量の茶葉に、適切な温度と分量の熱湯を注いだときに、ティーポット内で起こる「茶葉の上下運動」を「ジャンピング」といいます。
    ポットの中で茶葉が弾み、おいしい紅茶が抽出されます。
    熱湯に含まれる酸素量のバランスがとても重要なので、沸かし過ぎや、ぬるいお湯ではジャンピングがきちんと起こらず、おいしさがしっかりと抽出されないのです。

みなさん世界三大紅茶はいくつご存知でしたか?
紅茶にはたくさんの種類があって選ぶのに迷ってしまうほどです。
まずはダージリン、ウバ、キーマンの3種の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか(#^^#)

 Text by ナナちゃん/食育インストラクター

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