
季節を問わずスーパーなどで販売され、料理のアクセントとして使われているカイワレ大根。
今回はそんなカイワレ大根についてのお話です。
【9月18日はカイワレ大根の日】
なぜ9月18日がカイワレ大根の日なのかというと、18の「8の字」を横にして「1の字」を立てるとカイワレ大根と見た目が似ていることから、日本かいわれ協会(現:日本スプラウト協会)によって1986年に制定されました。
この日は「無農薬の健康野菜であるカイワレ大根にもっと親しんでもらいたい」という願いが込められています。
【カイワレ大根とは?】
カイワレ大根は「スプラウト」という、野菜や豆類の種子を発芽させた新芽の一種で、食用に品種改良された大根の芽の部分です。
漢字では「貝割れ大根」と書き、双葉が二枚貝のように開いた形状に似ていることに由来します。
カイワレ大根は成長したら大根になるのでは?と思ってしまいますが、先ほどお話した通り、カイワレ大根は品種改良されています。
残念ながら育てても大根のように大きく育つことはないので、カイワレ大根はカイワレ大根のまま楽しみましょう。
【カイワレ大根には栄養がいっぱい】
●イソチオシアネート
カイワレ大根のピリッとした辛みは、イソチオシアネートという辛み成分によるものです。
イソチオシアネートは、植物が紫外線や昆虫などから身を守るために作り出された成分、ファイトケミカルの一種です。
抗酸化作用があり、動脈硬化・免疫機能の低下防止、発がん物質の解毒、老化防止など多くの効果があります。
しかし、加熱に弱く火を通すと効果が半減するので注意しましょう。
●β-カロテン
β-カロテンも抗酸化作用が高い栄養素です。
体内で必要に応じてビタミンAに変換され皮膚や粘膜の保護、視覚や聴覚などの機能を維持する働きがあります。
油と一緒に摂取すると吸収力がアップするので、ドレッシングなどと合わせて食べるのがおすすめです。
●ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌のハリや潤いを保つ働き、皮膚の色素沈着を防ぎ内側からの老化防止効果が期待できます。
【代表的なスプラウト】
カイワレ大根のほかにも、さまざなスプラウトがあるため、スーパーへ行くと、どれを買うか迷ってしまいますよね。
そこで、代表的な種類についてご紹介します。
●ブロッコリースプラウト
見た目がカイワレ大根によく似たブロッコリースプラウト。
マイルドな味わいが特徴です。
通常のブロッコリーに比べて「スルフォラファン」が約10倍以上も含まれています。
これは、抗酸化作用がある栄養素で、発がんの抑制やアンチエイジング効果が期待できます。
●豆苗
エンドウの若芽が豆苗です。
ほかのスプラウトと比べ茎が太く、シャキシャキとした食感とほのかな甘みが特徴です。
【お家でスプラウト】
スプラウトは、自宅でも育てることができるんです。
保存容器に水を含ませたスポンジを入れて、種子をのせます。
それを暗い風通しのよい場所に置いておくと成長していきます。
しかし、暑すぎると腐ってしまうので注意が必要です。
冷暖房や直射日光が直接あたる場所を避けて栽培してくださいね。
いかがでしたか?
カイワレ大根は手軽に購入でき、栄養価が高い食材です。
簡単に育てることもできるので、ぜひお試しください。
Text by あお/食育インストラクター




