ミツバチがつくるスーパーフード!ビーポーレンとは?

ミツバチがつくるスーパーフード☆ビーポーレンとは?

昨年、大流行だったアサイーやチアシードココナッツオイルはスーパーフードと呼ばれ、健康や美容に興味のある女性を中心に人気を集めました。
ビーポーレンもそのひとつ。
ヨーロッパやアメリカでの人気に始まり、日本でも注目されつつあります。

【スーパーフードとは?】

スーパーフードの始まりは1980年代頃のアメリカやカナダで、有効成分を突出して多く含む食品に対して「スーパーフード」という言葉が使われはじめました。
通常、栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であることを指し、抗酸化作用が高いもの、老化や生活習慣病の予防に効果的なもの、がんのリスクを遠ざけるものなどが注目されています。

【ビーポーレンとは?】

ビーポーレンとは、ビー(bee:蜜蜂)、ポーレン(pollen:花粉)の文字どおり、ミツバチが花粉を採取した後、集めた花粉をミツバチの体内から分泌される酵素によって固められた粒のことです。
ミツバチはビーポーレンを作って巣へ運び、女王蜂の貴重な栄養源として貯蔵しています。
その栄養素はなんと90種類以上!良質なたんぱく質をはじめ、各種アミノ酸や酵素、ビタミンA・C・E・B群などのビタミン類、カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄分・リンといったミネラル、さまざまな栄養成分を含んでいる極めて栄養価の高い自然食品であることから、人間の体にも健康や美容面において優れた効果や効能といったことが期待できるといわれています。

【アレルギーに注意!】

ビーポーレンはアレルゲンを除去または軽減する働きがあるとも言われています。
しかし、精製する過程で品質が安定しないものができあがる場合もあるので、花粉症やアトピーを持つ方は避けたほうが無難かと思われます。

【ビーポーレンの摂り方】

毎日、ティースプーン1~2杯ずつ。ヨーグルトやシリアルなどにかけていただきます。
いくら栄養価が高いからといってたくさん摂って良いものではありません。
大量にビーポーレンを食べると胃腸に違和感や下痢の症状を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

スーパーフードは健康面や美容面でとても魅力的な栄養素を含んでいる食品ではありますが、ビーポーレンは特にアレルギーなどの危険が隠れていることも分かりました。
自分の体に合った食生活で健康や美容を手に入れましょう☆

Text by ざわちゃん/食育インストラクター