春先の恐怖!花粉症と戦う体に乳酸菌が効く・・・!?

寒い気候が苦手な方は、春になると嬉しく感じることが多いのではないかと思います。
一方で、私のように春の訪れを憂鬱に感じる方も多いのでは・・・?
なぜなら春は花粉症のシーズンだからです!
今回はつらい花粉症と食べ物の関係に迫ります!

【花粉から身を守るために頑張りすぎる体

このタイトル、決してふざけてつけたものではありません。
花粉症のメカニズムを簡単に言い表すとこうなるのです。
まず、花粉症はアレルギーの一種なので、細菌やウイルス感染で病気にかかっている状態とは違うものです。
ではどうして鼻水や目のかゆみが止まらなくなるのか?
それは体がアレルゲン(花粉)に過剰に反応しているからなのです。
体の免疫細胞が、細菌やウイルスのように花粉を「体に害のあるもの」と認識しているので、花粉が入り込むと排出しようと必死になってしまいます。
その鼻水や目のかゆみに困っている私たち花粉症患者からすれば、「そんなところで頑張らなくてもいいのに・・・!」と思ってしまう話ですね。
自分の意思でスイッチのように免疫細胞の働きをコントロールできればよいのですが、残念ながらそれは不可能。
免疫細胞は種類が多く、ひとつひとつの働きが複雑なため、その働きは完全に解明されていません。
したがって、諸症状を抑える薬はありますが、アレルギーそのものを治療する薬も現時点では開発されていません


【乳酸菌は花粉症に効く!?

現在、花粉症対策で最も有効なのは、花粉の飛散前に耳鼻咽喉科を受診すること
そして、飛散時期はマスクを正しく着用するなどして、花粉を体内に取り込まないことです。
しかし、マスクはともかく受診までとなると、花粉症シーズンは混雑していて予約が取れないこともしばしばです。
ちょっと鼻がむず痒い程度の症状しか出ない場合など、そこまで切迫した状態でなければ、食生活でなんとかできないかなと考えてしまいがちですよね。
これを食べると花粉症にならない!という食べ物はありませんが(万人に効く食べ物があるなら、花粉症の発症はもっと少なくなるはずですし・・・)、ある程度症状の緩和に役立つかも?という食べ物はいくつかあります。

それらの中でも試してみる価値アリなのは、乳酸菌を含む食べ物です。
代表的なものは納豆やキムチ、ぬか漬け、ヨーグルトなどですね。
乳酸菌は腸内の善玉菌を増やすので、腸内環境を整える効果があります。
腸内には数多くの免疫細胞がいるため、腸内の環境を改善することで、その質やバランスも整えることができます。
これが花粉症対策になるのではと考えられている理由となります。
花粉症に効果があるかも?と思われる食品の中で乳酸菌食品をおススメする理由も、この腸内環境の改善効果によるところが大きいのです。
花粉症対策として万人に効くという保証はありませんが、腸内環境の改善は便秘予防や風邪などの感染症対策にも役立つので、花粉症対策以外でも体によい効果をもたらしてくれるのですね。

また、これらの乳酸菌を含む食品はスーパーやコンビニなどで手軽に入手でき、料理などに使いやすいのもポイントです。
私自身も経験がありますが、花粉症対策のためだからとなじみの無い食品を食べ始めても、結局すぐに飽きてしまい、三日坊主になってしまうことってありますよね?
「昨日はぬか漬けを食べたから、今日のご飯は納豆かキムチで食べようかな」と、こんなふうに、毎日同じものを食べ続けなくても、日替わりでいろいろな食材を食べられるのは乳酸菌を含む食品の大きな強みです。

花粉に苦しむ方にとっては、厳しい季節である春。
万人に効くとは限りませんが、もしまだ対策を何もしていないという方がいらっしゃったら、乳酸菌食品を日常的に取り入れるようにしてみてはいかがでしょうか?

Text by はむこ/食育インストラクター