飾るだけじゃダメ!鏡餅のルールとは??

飾るだけじゃダメ!鏡餅のルールとは??

年末に鏡餅を飾られたご家庭も多いと思いますが、実は鏡餅にもルールがあるのをご存知ですか?
今回は、意外と知られていない鏡餅についてのお話です。

【どうして飾るの?】

鏡餅は、「神仏に捧げるもの」「神様と人間を繋ぐもの」と言われています。
元々は、お餅の形の丸さが昔の鏡に似ているところから「鏡餅」と名付けられたと考えられています。
現在では形状も一般的な丸いお餅を2つ重ねたものだけでなく、3つ重ねたものや色違いで重ねたもの、また砂糖を固めてかたどってあるものなど地方によって異なります。
鏡は天皇家が代々受け継ぐ「三種の神器」の1つで、日本人にとっては宝物の象徴です。
また、鏡には神様が宿るという言い伝えがあるので、鏡餅を飾るのは1年の始めを神様と共にお祝いするという素敵な行事と言えます。

【飾る期間は?】

正月飾りは、大掃除の終わった12月26日頃から飾り始めます。
29日は9が「苦」に通じ、31日は「一夜飾り」と言われ神様に失礼になるということで避けます。
なので、飾るのは12月28日や30日がおすすめです。
正月は年神様をお迎えする行事なので、年神様がいらっしゃるとされる1月7日(松の内)までは飾ります
(地方によっては15日のところもあり、その場合は鏡開きを15日または20日に行うことが多いようです。)


【飾っておしまいにしていませんか?】

鏡餅を飾っておくだけだと、年神様にお供え物をしたにすぎません。
また、鏡餅は単なるお供え物というよりも年神様が宿ると考えられているので、鏡餅を開くことで年神様をお送りし、お正月に一区切りつけるのです。
さらに、年神様の力が宿った鏡餅を頂くことでその力を授けてもらい、1年の一家一族の無病息災を願います

『供えて、開いて、食べる』これにこそ、鏡餅の意味があるんですね。
鏡餅を食べて、良い1年のスタートを切りましょう!

Text by ろい/食育インストラクター

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