脱!カサカサ唇!ふっくら唇になる為のマル秘テクニック☆

脱!カサカサ唇!ふっくら唇になる為のマル秘テクニック☆

寒い季節になると、唇がカサカサになってしまう事がありますよね。そのまま放っておくと、ひび割れたり皮が剥けて血が出るなんて事も…。
荒れた唇はグロスや口紅のノリが悪くなるだけではなく、ピリピリと痛みも感じてしまいます。
今回は、女性の大事なパーツの1つ『唇』の内側からのケアについてご紹介します!

【乾燥だけじゃない!唇が荒れる原因】
唇は皮膚ではなく粘膜の一部なのですが、表に出てきていて皮膚で守られていないため傷付きやすく、皮脂も出ないので乾燥しやすい箇所です。
また、乾燥する原因は、外的要因と内的要因の2つに大別されます。

●外的要因
(1)舐める癖がある
(2)口呼吸をする
(3)汚れを落としていない
(4)リップクリームが合っていない

●内的要因
(1)ビタミン不足
(2)胃腸の荒れ
(3)水分不足

リップクリームなどで外側からの保護や予防は出来ますが修復は出来ないので、外側だけでなく内側からのケアも非常に重要になってきます。

【ついやってしまうあの行動は逆効果!?】
唇が乾くとつい舐めてしまうという方も多いのではないでしょうか??子供だけではなく、大人もやりがちなこの行動。
実はこれがさらに乾燥をさせてしまうNG行為という事をご存じでしょうか?
唇の舐め癖が出やすいのはやはり冬です。
空気の乾燥が原因で唇が乾き、つい舐めてしまう→さらに乾燥する→また舐める・・・という悪循環にはまり、唇の荒れが常態化します。
入浴してふやけた皮膚はそのまま乾くと今度は逆に乾燥しますが、それと同様のことが起こってしまうのです。
唾液には潤い成分が入っておらず、唇の乾燥・荒れを加速させるだけです。
舐め癖がエスカレートして唇の周囲まで舐めるようになると、その部分の皮膚も乾燥するのはもちろん、黒ずんできたりもします。

【体の中からの3つのケア】
リップクリームを塗ってもすぐに乾燥してあまり効果がないという方。
それは体の中の唇の粘膜を作る働きが弱っているサインかも…。
その働き自体を改善させてあげないとリップクリームを塗っても逆効果です。
今度は塗りすぎによる唇の荒れを引き起こしてしまいます。
次に内的要因に沿ってそれぞれのケアや対策をご紹介します。

(1)ビタミン不足
ビタミンB群が不足すると、肌や粘膜が弱くなります。原因としては、ストレス・飲酒・偏った食生活などが考えられます。
中でもビタミンB2は目や皮膚・口の中の粘膜を守っているため、不足すると肌荒れや頭皮のフケ・にきび・口内炎・唇のひび割れも引き起こしてしまいます。
ビタミンB2は、うなぎや卵・納豆・のり・レバーなどに多く含まれています。

(2)胃腸の荒れ
身体の一部の状態で内臓などの内面の健康状態を推し量る事は、昔から人々の間で使われている手法です。例えば漢方では、唇は胃腸などの消化器官と密接な関係を持っていると言われています。唇が乾燥して荒れてしまっているのは、胃腸が酷使されたり、疲れきっている状態を表しています。
消化器官が疲れてしまう一番の理由は、食べ過ぎと飲み過ぎ。唇が荒れたと気付いた時は、まずここ数カ月の食生活を振り返ってみましょう。きっと脂っこい食事やアルコールの摂り過ぎなど、思い当たる事があるのでは…?
それらを避けて、おかゆなど胃腸に優しい食事を選んであげれば、少しずつ改善していくでしょう。

(3)水分不足
冬は夏に比べて、水分を意識的に摂る事が少なくなってしまいます。
やはり夏同様、こまめに水分補給を行い体内の水分量を減らさないように心掛けましょう☆

唇の皮膚はターンオーバーはとても早く、5日~1週間程度。
通常、肌はケアしても短期間で目に見える効果は出ない事が多いですが、唇は別!毎日しっかりケアすれば短期間で劇的な改善が見られます☆
冬でも乾燥知らずのふっくら唇を目指しましょう!!

Text by ろい/食育インストラクター

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