鍋肌から回しかけるコツとは

〈食育レシピ〉鍋肌からまわしかける!!

中華料理を作る時、最後の工程で「鍋肌から回しかけ~」と記載されている事があります。
この鍋肌から回しかけるって、気になった事ありませんか??
鍋肌から回しかける調味料はだいたい「醤油」や「ごま油」だと思うのですが、何故鍋肌から回しかけるのでしょう?

その理由は、「風味付けのため」だったのです!

【鍋肌から回しかけるコツ】
仕上げの工程で鍋肌から入れるのは、醤油やごま油の芳ばしさを加える時に、食材に直接調味料をかけてしまうと調味料が芳ばしくなる前に食材に吸収されてしまい、香りを引き立たせることができません。
鍋肌から入れることにより、鍋に直接調味料を加えて熱を当て、芳ばしくしてから食材に絡める事ができるのです!!

でも気を付けたいのは焦げです!鍋肌に直接かけるのであまりにも温度が高いと焦げ付いてしまいます…。
そうならないように、回しかけたら手早く鍋を揺すって全体にいきわたるようにしましょう!

Text by ふーみん/食育インストラクター