家では食べない嫌い食材を保育園では完食できる3つの理由

家では食べない嫌い食材を保育園では完食できる3つの理由

保育園へお迎えに行くと、先生に「今日も完食。おかわりもしました!」と言われたけど…、その日の献立は娘の大嫌いなピーマンがたっぷりのチンジャオロース。
えっーー!そうなの?食べられるのかー。
後日、お家でピーマン料理を出したところ、やはりよけている…。
味が嫌いだったのか?食感が嫌だったのか??何が違ったの??
保育園では食べられるのに、お家では食べない??ということはありませんか??

保育園の先生によると、普段好き嫌いがあっても園では完食している子がほとんど
その理由とは?

☆お友達と一緒で食欲増進!?
保育園ではお友達と一緒にご飯を食べます。
隣の子がたくさん食べていると、それにつられて他の子も食べるそうです。
「あの子が食べているから少し食べてみよう」などと無意識のうちに刺激されるのです。
また、3歳児頃になるとあの子には負けない!とライバル視して苦手なものも食べられるのだとか。

☆褒められたい!
給食の時、先生に褒められたいために、苦手なものを食べる子が多いそうです。
自信満々に「先生見て―!!お皿ピッカピカ~!」というと先生は大げさなまでにたくさん褒めるそうです。
そうすると子どもは嬉しくなり、また食べようと思うのだとか。
確かにこのフレーズ、お家でも聞いたことありました。
「お皿ピッカピカ~!」そうか、これを言ったときはたくさん褒めなければ!!
褒め方が甘かったかも。

☆腹ペコ状態
保育園では午前中たくさん体を動かして遊ぶため、とてもお腹がすきます。
お家では好きな時間にお菓子が食べられても、保育園では食べられないことがわかっているので、給食をきちんと食べるそうです。


なるほど。
小さいながらもいろいろなことを感じ取って行動しているのですね。
そして、子どもたちの体のリズムを整えるためにも、規則正しい時間に食べるということが大切ですね。
休日も平日同様なるべく、早寝早起きを心がけたいものです。
また、兄弟がいるご家庭では競わせると食べてくれるかもしれませんね!
褒めることも忘れずに!
ついつい「せっかく作ったのに、なんで食べてくれないの!?」と怒りがちですが、無理強いさせて、子どもが食べること自体嫌になってしまったら大変。
ここはグッと我慢。
子どもたちにとって楽しい雰囲気で食事をすることが、なにより大事!
食育にもつながりますね。
我が家は今夜、チンジャオロースでリベンジです!

Text by くまこ/食育インストラクター