
近年増え続ける「食物アレルギー」。
特にお子さんに食物アレルギーが出ると心配ですよね。
そこで食物アレルギー対応レシピをご紹介します。
今回は小麦粉アレルギーでも大丈夫♪「ミラノ風カツレツ」です。
【小麦粉アレルギーとは】
小麦粉に含まれるたんぱく質(主にグルテンなど)に対して免疫システムが過剰に反応し、体にさまざまな症状を引き起こすアレルギー疾患です。
小麦粉アレルギーは乳幼児に発症することが多いですが、大人になってから発症するケースも少なくありません。
主な症状として、皮膚のじんましんやかゆみ、咳や鼻水、腹痛、吐き気などが摂取後数分から2時間以内に起こることが多くみられます。
ただ遅延型の反応の場合、数時間~数日後に症状が出ることもあります。
小麦粉はパン、うどん、パスタ、ケーキなど広く含まれるほか、調味料などの加工食品にも使われることが多いため、注意が必要です。
【小麦粉の代替におすすめ!】
主食としては米や米粉製品、とうもろこし、じゃが芋などが利用できます。
最近は米粉のパンや麺なども市販されていますが、なかには小麦粉グルテンを使用しているものもあるため、購入する際は裏面の原材料をしっかりチェックしましょう。
今回は小麦粉を高野豆腐で代用!
【ミラノ風カツレツとは?】
ミラノ風カツレツとは、イタリア北部の都市ミラノの名物料理で、「コトレッタ・ア・ラ・ミラネーゼ」と呼ばれます。
薄くたたきのばした仔牛肉に、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、多めのバターで焼き上げます。
味つけは塩を基本とし、ソースはかけずにレモンをしぼって食べるのが一般的です。
今回は手に入りやすい豚ヒレ肉を使って、ミラノ風カツレツに仕上げます!
【高野豆腐でミラノ風カツレツ】
<材料(3人分)> 調理時間:20分
豚ヒレ肉・・9切れ(200g)
塩・・少々
粗挽き黒こしょう・・少々
粉チーズ・・大さじ3
高野豆腐(すりおろし)・・4枚分
溶き卵・・1個分
サラダ油・・大さじ1
バター・・30g
お好みのサラダ・・適量
レモン(くし形切り)・・2個
<作り方>
- 高野豆腐はフライパンできつね色になるまでいる
- 豚ヒレ肉はめん棒などでたたいて薄くのばす
両面に塩・黒こしょうをふり、粉チーズをまぶす - (2)に高野豆腐・溶き卵・高野豆腐の順につける
- フライパンにバター・サラダ油を中火で熱し、(3)を入れ、きつね色になるまで両面を揚げ焼きにする
- (4)を器に盛り付け、サラダとレモンを添える
【使える!高野豆腐!】
高野豆腐は、凍り豆腐や凍み豆腐の名でも知られ、長期保存できる優秀な大豆製品です。
その作り方は、豆腐を凍結させて数週間低温熟成させ、やわらかくするための加工ののちに乾燥させます。
その栄養は、高たんぱく、低糖質で、貧血予防に役立つ鉄や骨・歯を強化するカルシウムなどが豊富に含まれています。
そのほか、骨からカルシウムが溶け出すのを抑えるイソフラボンが多く、カルシウムとの相乗効果で密度の高い骨の形成をサポートします。
また、高野豆腐のたんぱく質に含まれるレジスタントプロテイン(たんぱく質)が身体に吸収されにくく食物繊維に似た働きをし、血中コレステロール値を減少させる効果や、糖尿病の予防改善のほか、最近の研究では腸管でのGLP-1産生を高め、肥満・脂肪肝を予防する効果が明らかになりました。
アレルギーの代用以外にも体に嬉しい効果がたくさんあるので、家族みんなでとりたい食材のひとつですね!
いかがでしたか?
食物アレルギーは、正しい知識を持って日常生活における予防をしっかりすることが大切です。
専門の医師の指導のもと、除去食や代替食品などを利用しながら子どもと一緒に食の喜びを楽しんでいきましょう♪
Text by くまこ/食育インストラクター











