みょうがで夏バテ対策

〈食育まめ知識〉みょうがで夏バテ対策

まだまだ暑い日が続き、そろそろ夏バテかも...。なんて人も多いのではないでしょうか。
そこで夏バテ対策におすすめなのがみょうがです☆
通常食べられているみょうがは、花みょうがとも呼ばれる蕾の部分。
みょうが特有の清涼感のある香りや風味は、食欲増進が期待できる暑い夏にピッタリの食材です。

【みょうがを食べると物忘れ?!】
昔からみょうがを食べると物忘れをするという言伝えがありますが、これはもちろん間違え。
昔、お釈迦様の弟子のひとりが自分の名前も覚えられないくらい物覚えが悪かったため、首に名札をかけていたそうです。
そのお弟子さんが亡くなり、墓の周りにみょうがが生ええてきたとの一説から、そのような言い伝えが生まれたようです。

私が子どものころ、おばあちゃんの畑でみょうがを育てていたので、よく取りに行きました。
みょうがの育つ地面にはもみ殻を敷いて乾燥を防ぐのですが、フカフカのもみ殻の中から宝探しのようにみょうがをみつけて取っていました。
そんな喜んで取っていたみょうがのおいしさを子供のころは理解できず、楽しみは収穫だけでしたが、今では大好きな野菜のひとつになりました!
大葉やしょうがと共に薬味として登場するみょうがですが、お味噌汁や天ぷらだけでなく炒め物に加えるのもおすすめです☆

Text by ざわちゃん/食育インストラクター

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