水だけはNG?汗をかいた時の水分補給のポイント

水だけはNG?汗をかいた時の水分補給のポイント

今年は5月から30℃を超える日があり、驚きました!
私は暑いのが苦手なので、例年より夏が長く感じます…(+o+)
暑い時は汗をかく分、水分補給がより重要になりますが、皆さんはどんな物を飲んでいますか?

【「のどが渇いた」=水分が欠乏しているサイン!?】

水分が不足すると、体にどのような影響を及ぼすのかをまとめてみました。

水分の欠乏が
1%→のどの渇きを感じる
2%→強いのどの渇きを感じる、ぼんやりする、食欲が失われる
6%→手足が震える、頭痛が起こる
8%→めまいがする、呼吸困難になる
10%→失神する
20%→生命に危険を及ぼす
とされています。

「のどが渇いた」と感じた時には、既に水分の欠乏が始まっているので、夏場は特にこまめな水分補給が必要になってきます。

【水を飲んでいれば熱中症にはならない?】

「水をたっぷり飲んでいれば、熱中症にはならない!」と考えている方も多いはず!
でも、実は水を飲んでいても熱中症になる可能性があります(+_+)
暑くて汗をかくと、汗からは水分と同時に塩分も失われます。
水だけを飲むと体の中のナトリウム・カリウムといった電解質のバランスが崩れて運動能力が低下し、体温が上昇して熱中症の原因となります。


【どんな飲み物が良いの?】

熱中症予防の水分補給として、日本体育協会では0.1~0.2%の食塩と糖を含んだ飲料を推奨しています。
長時間運動する場合は汗を更に多くかく為、ナトリウム濃度をやや高くする必要があります。
糖は腸管での水分吸収を促進する為、食塩同様摂取すべきと考えられています。
塩分・糖分が含まれているイオン飲料や経口補水液などは自販機や店頭だけでなく、薬局でも販売されており、手軽に購入出来、おすすめです☆

夏場はキンキンに冷えた炭酸飲料やジュースをグビグビ飲みたくなりますよね!
それが原因で砂糖を過剰に摂ってしまっているかもしれないので、飲み過ぎには注意しましょう!
上手な水分補給をして、暑い夏を元気に乗り切りましょう☆

Text by ろい/食育インストラクター

関連キーワード: