「秋なす」の栄養価を最大限に生かす調理ポイント!

「秋なす」の栄養価を最大限に生かす調理ポイント!

なすは「成す」「生す」という言葉を連想させるためか、昔から縁起のよい野菜として親しまれてきました。
なすは夏野菜としても有名ですが、秋も美味しいので必見ですよ☆

【秋なすをお嫁さんに食べさせないのはなんで??】

「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがありますが、なぜこのように言われているのでしょうか??
これには諸説ありますが、今回はその一部をご紹介します。

  1. 秋なすは身が引き締まっていて大変美味しいので、「憎い嫁なんかに食べさせまい!」という姑の嫁いびりの様子。
  2. 秋なすは体を冷やす作用があるので、「子供を生んでほしい大事な嫁が体を壊してはいけない」という戒め。

などなど…。
全く異なる2つの解釈ですが、②の方の意味合いであって欲しいと個人的には思ってしまいますね…(・_・;)笑

【なすの栄養価】

なすは約9割が水分で、低カロリーな野菜の為、ダイエットには適した食材と言えます。
なすで注目すべきは皮に含まれる2つの栄養素
それぞれどんな効果があるのか見ていきましょう☆

  • ナスニン
    なす特有の色素成分です。 喫煙やストレスなどによって体内に発生し、ガンや生活習慣病のもととなる活性酸素の発生やコレステロールの吸収を抑える働きがあります。
  • アントシアニン
    目や肝臓の機能を向上させる働きや、血圧の上昇を抑える働きがあります。

共に水溶性の成分なので、皮を剥かずに煮物やスープなど汁ごといただける調理法にすると栄養価を余すことなくとる事が出来るのでおすすめですよ(^O^)


【調理のポイント☆】

淡泊な味わいで、スポンジのような果肉を持つなすは変幻自在!
味付けや調理法で、様々な顔を見せます。
なすの栄養価を最大限に活かす為に、次のポイントを押さえておきましょう!

  • 皮ごと調理しよう!
    皮ごと調理すると、ナスニンが効率良くとる事が出来ます。
    アク抜きや変色防止の為、切ったらすぐに水にさらしますが、有効成分が流出してしまうのでさらしすぎには注意しましょう。
  • 油との相性もバッチリ☆
    ナスニンは油で加熱調理すると損失が少なく、体内での吸収率がアップします。
    味の面でも油との相性が良く、揚げたり炒めたりする事で甘みが増して美味しくなります。
  • 漬け物にはクギを!
    漬け物にする際、古クギや焼きミョウバンを入れると、なすの紫色の色素と鉄が反応し、色が鮮やかになります。

なすは、京都の「賀茂なす」、山形の「出羽小なす」、大阪の「水なす」など全国的にその土地特有の品種が栽培されており色や形、大きさなどバリエーションに富んだ野菜です。
食欲の秋、ご家庭でも秋なすを堪能してみてはいかがですか??(^O^)

 

Text by ろい/食育インストラクター

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