東京の郷土料理、もんじゃ焼き!

〈食育まめ知識〉東京の郷土料理、もんじゃ焼き!

お好み焼き発祥の地は大阪ですが、もんじゃ焼きは東京発祥!
東京の郷土料理の様なものですね~♪地方出身の友達にはもんじゃ焼きを知らない子や食べ方を知らない子がいて、かなりショックを受けたのですが、他県にはあまりもんじゃ焼きは無いのでしょうか??

【もんじゃ焼きの由来】
東京下町で生まれたもんじゃ焼き、もともとの名前は文字焼き(もんじやき)。
江戸時代末期から明治にかけて子供が生地で鉄板に文字を書いて覚えながら食べていたという歴史があるそうです。
(とある説にはお好み焼きやたこ焼きよりも歴史が古いという説があります!)
東京月島の駄菓子屋さんのお店の奥に鉄板の焼台を置いて、子供たちに小麦粉を溶いて薄く焼いたものに醤油や蜜をつけて食べさせていたそうです。
子供たちのおやつ代わりだったのですねぇ~。
それが段々たくさんの具を入れて作るようになり、今ではサラリーマンや観光客のお酒のお供として大活躍しているのは歴史を感じます。

【もんじゃ焼きの作り方】
小麦粉…30g
ウスターソース…25g
水…250cc
キャベツ…100g
お好みの具(天かすや小えびやいかや青のり等)

  1. ボウルに小麦粉・ウスターソース・水を混ぜ合わせて、ざく切りにしたキャベツとお好みの具材を軽く混ぜ合わせる。
  2. 温めたホットプレートに具材のみを入れて(この時液体はなるべく流れないように!)ヘラなどでザクザクと切るように炒め、ドーナツ型に具材を並べて土手を作り、真中に残しておいた生地を流し込む。生地がグツグツとしてきたら周りの具材を巻きこんで焼き込み、丸くして、フチがパリパリになってきら出来上がり!

家庭でも気軽に作れますので、是非ご家族で火傷に気を付けながら楽しんで召し上がってください♪

Text by ふーみん/食育インストラクター