レタスの語源は牛乳?!

レタスの語源は牛乳?!

歯切れがよく、みずみずしいレタスはサラダの中心的な存在です◎

日本でレタスというと結球型の玉レタスをいいますが、もともとレタスは球体にならない葉ものでした。
ヨーロッパで品種改良が行われてたくさんの品種が生まれ、最近では、レストランやスーパーでレタスの仲間をたくさん見ることができます(^^)/

レタスのように結球せず、葉が何層にも重なっている葉レタスには、葉がちぢれているグリーンリーフやフリルレタス、葉先が赤や紫に染まっているサニーレタスやシルクレタス、葉が巻かれず立っているロメインレタスなどがあります。

【レタスの語源はラテン語の“乳”を意味する『lac(ラク)』】
新鮮なレタスのヘタを切ると切り口から牛乳のような白い液体が出てきます。レタスの語源はラテン語の“乳”を意味する『lac(ラク)』から『lactuca』、英語で『lettuce』になったといわれています。
レタスの和名は『チシャ』というのですが、これを漢字で書くと『乳草』なのです!日本でも白い液体は乳をイメージしたんですね(`・ω・´)

【白い液体の正体は?】
この白い液体は、ポリフェノールの一種であるラクチュコピクニンという成分です。レタスを包丁などの鋭い刃物で切ると断面が茶色く変色しますが、これは細胞が切られることでラクチュコピクニンが空気に触れることで酸化するからです。
この変色を防ぐためには、手でちぎるのがポイント!すぐに食べてしまう場合は変色を気にすることはありませんが、時間を置く場合はちぎってみてください☆

Text by ざわちゃん/食育インストラクター