子どもの「食わず嫌い」どうする?

私自身、子どもの頃にありました!!
でもいつの間にか食べられるようになっていました。
だからそんなに気にする事はないのかもしれませんが、今回は食わず嫌い対策を考えてみました。

【対策】

やはり、一番大切なのは大人が「おいしそうに食べる様子」を子どもに見せることではないでしょうか。
子どもの頃、大人が食べているものはなぜか美味しそうに見えたものです。
一口もらえた時の喜びを今でも覚えています。
その一口がなぜかとても特別で、美味しかったように記憶しています。
なので、大人が食べてみせるという事はとても効果的だと思います。

【原因】

「食わず嫌い」の原因は何でしょうか?
子どもにとって、それは「未知の味」です。
見た目が嫌だ、食感が気持ち悪そう…など、不安要素がいっぱいです。
そのため、「食べてみたいな!」といった好奇心がそそられるような工夫が必要です。
そうすることで、「実際に食べてみる」ということにつながり、それをきっかけに食べられるようになるかもしれません。
また、その環境づくりも大切です。
みんなが嫌だ、まずそう~などと言っていたら食べる気はしません。
ワイワイ楽しい環境で食事をすることで食べ物に対する不安もなくなり、その場の勢いで口に運んでしまえることもあると思います。


【それでもダメだったら…】

一口サイズにカット、味付けを変える、盛り付けをかわいらしくしてみるなど工夫を重ねてみてください。
ただし、あまりにも「食べてほしい!!」とプレッシャーを与えると、子どもたちは食べる事が苦痛になってしまうので、忘れた頃に再挑戦してみてください。

食べないからと言って、食卓に出さないと子どもたちは苦手な食べ物に触れ合えないまま。
少しでも見たり、食べたりする機会を与えることで不安要素が減り、苦手意識も減って行くと思います。

「食わず嫌い」はそのうち解決することでもあると思います。
いくつか食べられないものがあっても、他で栄養は十分補えます。
あまり気負いせず、のんびりゆったり、イライラしないで楽しい食卓を囲んでくださいね。

Text by くまこ/食育インストラクター