ちょっとしたコツでさらに美味しく!隠し包丁を使ってみよう☆

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料理の下ごしらえに隠し包丁というものがあるのを知っていますか??

【隠し包丁とは?】
隠し包丁とは、名前のとおり、見えない、隠れる部分に包丁で切り込みを入れることです。
火の通りがよくなり、味もしみ込んで、さらに食べやすくなります。
おでんやふろふき大根のように材料を大きく切る料理は、表面は煮えていても中までは味がしみ込みにくく、煮ている間に表面が煮くずれをおこしてしまいがち。。。
隠し包丁で切り込みを入れることで、はやく、むらなく、煮くずれをおこさないで仕上げることができます◎

【使ってみよう!】
輪切りの大根は、片面に十文字の切り込みを厚みの3分1のくらいまで入れます。
盛り付けるときは、切り込みが目立たないように下にして盛り付けます。
小さなコツで料理をより美味しく仕上げましょう♪

【間違えやすい、飾り包丁】
ちなみにお鍋などでしいたけに入った十字の切り込みをみますが、あれは隠し包丁ではありません!
飾り包丁といって、火の通りや味のしみこみをよくしたり、食べやすくするためで隠し包丁と同じですが、切り込みは目立つ表面にいれます。
飾り包丁は見た目を美しくするものなんですよ(^^)

text by ざわちゃん/食育インストラクター