秋はきのこで「菌活」しよう!

秋はきのこで「菌活」しよう!

食欲の秋!
秋の味覚の代表格といっても過言ではないきのこは、ジャンルを問わず幅広い調理法で美味しく食べる事が出来る食材☆
「朝活」、「婚活」など様々な「○○活」がありますが、この秋はきのこで「菌活」してみませんか?(^O^)

【菌活ってなに?】

菌活とは、菌のパワーを食生活にとり入れる活動のこと。
また、自分の腸内に住んでいる良い菌(善玉菌)を育てて、腸内環境を整えることを言います。
腸内環境が整うと、代謝や免疫力が高まり健康で元気な身体になります。

【「菌」=きのこ!】

「菌」という漢字、「きん」以外にも読み方があるのをご存じですか?
実は、「きのこ」とも読むのです!
きのこ類はそれそのものが菌であり、菌を丸ごと食べられる優秀な食材です☆
菌はきのこのみならず、味噌(麹菌)、納豆(納豆菌)、ワイン(酵母菌)、ヨーグルト(乳酸菌)などの発酵食品に含まれています。

【「菌パワー」で健康に!】

菌の働きは種類ごとに異なります。
今回はきのこの菌にスポットを当て、その働きをご紹介します!

<きのこを食べて期待される効果>

  • 免疫力アップ
  • 便秘予防、改善
  • 美肌
  • むくみ解消

きのこは低カロリーで腸内の善玉菌のエサになる食物繊維が多く含まれている為、腸内環境の改善に役立ちます。


【菌活のポイント☆】

  • 菌を組み合わせてみよう!
    発酵食品を組み合わせて食べると、効率的に菌をとる事が出来ます
    「味噌とチーズ」のように、味の相性が良い上に栄養価がアップする組み合わせもあります。
    その他にも「納豆とキムチ」、「味噌とバター」などもおすすめの組み合わせです。
    単品でとろうとするとどうしても飽きてしまうので、アレンジを楽しみながら毎日の食事に上手にとり入れましょう。
  • 継続して菌をとろう!
    食べた菌は便と一緒に体外に出てしまうので、継続して菌をとることが大切です。
    特に、乳酸菌は腸に届いても体内に長く留まることが出来ないので、継続してとる事を心掛けましょう。
  • 体内で善玉菌を育てよう!
    腸内の善玉菌を育てるには、食物繊維とオリゴ糖が必要不可欠。
    そこで、おすすめなのが「きのこ」。
    きのこの食物繊維が善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善します。

発酵は食材に菌が繁殖して、成分に変化をおこす古来からの食品加工法の一つです。
菌のパワーを上手に活用して、体の中から健康美人を目指しましょう!

Text by ろい/食育インストラクター