買い換えるなら鉄フライパン!!

〈食育まめ知識〉買い換えるなら鉄フライパン!!

皆さんはフライパンはテフロン派ですか?鉄派ですか?

きっとこんな質問されたらテフロン派と答える人がほとんどだと思います。テフロンはとても軽くて、くっつかなくて手入れが楽!!これが売りですよね。
反対に鉄フライパンは重いし、くっつくし、手入れが大変そう・・・なんて思っちゃいますよね。
でも実は鉄フライパンは買って最初の手入れを頑張ればテフロンより使える最高のフライパンなんです!!
今回は鉄フライパンの特性をご紹介します。

【鉄フライパンの特徴】
まずとってもかわいい色が揃うルクルーゼ、茶道などで使用する南部鉄器。これらはいずれも鉄が使用されおり、食材にも火が通りやすく保温性があるというのが特徴です。
これと同じで、鉄フライパンも熱伝導が良く、保温性が高いのでテフロンフライパンより食材を短時間でふっくらと仕上げることができます。

【テフロンと鉄の違い】
次にテフロンと鉄、はっきりと何が違うのかというと、野菜炒めを作る際違いがよくわかります。
テフロンフライパンで作ると油を入れて炒めてしばらくすると水分がでてきてしんなりしてしまった(><)そんな経験ないですか?

それはテフロン加工してあるものは「油分」「水分」をはじきやすい為、野菜から出た「水分」が行き場を無くして仕方なく食材に戻ってしまうからなんです。
それに比べ鉄製のものは「油分」「水分」を吸収しやすいので、鍋肌になじんで食材の余分な「油分」「水分」を吸収してくれます。
なので火は入っているがパリッとしたおいしい食感に仕上がるのです!!

【通常の3倍の鉄分が摂取できるんです!】
さらに鉄フライパンは鍋肌から「二価鉄」という鉄分が出ていて、この「二価鉄」はサプリなどに使用される「ヘム鉄」という鉄分についで人間の体内に吸収されやすいとされています。
先ほどの例でも出た「野菜炒め」を作った際、通常の3倍の鉄分が摂取できるそうです。炒めただけで鉄分が摂れるなんて、サプリより摂りやすいかもしれません☆☆☆

そんなこといわれても手入れが面倒!!と思う方もいらっしゃるとおもいますが、使ったらすぐ焦げを取り除いて空焼きという習慣をつけてしまえば、使いやすい自分だけのフライパンが出来上がります(^^♪
買い換える必要もなくなるのでエコにもなると思いますよ!!!!!

Text by りな/食育インストラクター