忙しい時でもさっと出せる!作り置きできるおかず (ごぼう編)

作り置きシリーズ3回は、ごぼうを使ったレシピをご紹介します!
ごぼうはいつでも手に入りやすい野菜のひとつ。
食べごたえがあるので、時間のあるときに作り置きしてストックしておくと、忙しいときに役立ちますよ。
ぜひとも日々の食事に活用してあげて下さいませ☆

【ごぼうのマヨサラダ

<材料> 調理時間:20分
ごぼう・・1本
にんじん・・1/2本
玉ねぎ・・1/4本
Aマヨネーズ・・大さじ1
A信州みそ・・小さじ1
A砂糖・・小さじ1
Aコンソメ・・小さじ1/2
A塩・・少々

<作り方>

  1. ごぼうとにんじんを細切りにし、ごぼうは水にさらす。
    玉ねぎは薄くスライスする。
  2. ごぼうは熱湯で4分、にんじん、玉ねぎは2分それぞれゆでる。
  3. (2)の水気をよくふき取り、Aと和える。
    消毒した保存容器に入れ、冷蔵庫で保管する。

<ポイント>

  • ごぼうは水にさらしすぎると風味が少なくなるので注意してください。
  • 保存期間は冷蔵庫で3日ほどです。
  • お好みでツナやマスタードを加えるとうま味が増します。
  • 今回の写真では冷凍枝豆を加えていますが、冷凍枝豆は解凍すると傷みやすいため、レシピには加えていません。
    食べる直前に必要な分だけ加えると彩りもよく、より衛生的です。

【ごぼうの甘辛揚げ

<材料> 調理時間:30分
ごぼう・・1本
片栗粉・・適量
揚げ油・・適量
Aみりん・・大さじ2
A酒・・大さじ1
A砂糖・・小さじ1
Aしょうゆ・・小さじ1
いりごま・・お好みで

<作り方>

  1. ごぼうは皮を軽くこそげ落とし、ななめ薄切りにする。
    片栗粉を全体にまぶす。
  2. 170℃に熱した油で(1)を揚げ、きつね色に色づいたら取り出す。
  3. 鍋にAを入れて沸かし、とろみがついたら(2)を加え、全体に絡める。
    お好みでいりごまをふって冷まし、粗熱が取れたら保存容器に入れる。

<ポイント>

  • 保存期間は冷蔵庫で4日ほどです。
  • 再加熱する場合は、電子レンジで加熱すると食感がやわらかくなり過ぎてしまうので、オーブントースターで表面がカリッとするまで温めるとよいです。
  • ごぼうの切り方はスティック状などに変更してもおいしく食べられます。

【知るともっと食べたくなる(?)ごぼうの栄養

食べ物は水分が多いと傷みやすいのですが、ごぼうは野菜類の中では比較的水分量が少なく、日持ちしやすい野菜
作り置きに向いていると言えます。
淡色野菜で、β‐カロテンはほとんど含まれていませんが、食物繊維が豊富でその含有量は野菜の中でもトップクラス!
便秘が気になるときには特におすすめです。
さらに、抗酸化作用を持つポリフェノールも含まれているので、生活習慣病の予防にも役立ちます。
ちなみに、ごぼうのポリフェノールは皮の下の部分に多く含まれています
栄養素を無駄なく摂りたい場合は、皮を除きすぎない方がよいです(※泥付きごぼうを使う場合はしっかり泥を落としてくださいね☆)。
また、皮の部分はごぼうの風味が最も強い部分なので、ごぼうそのものの味を楽しむ甘辛揚げのようなレシピの場合も、皮は除きすぎないようにするのがおすすめです。

ごぼうは値段が安定しているので、レパートリーが増えると何かと便利な野菜です。
栄養面でも優れているので、率先して食事に取り入れてみてはいかがでしょう。

Text by はむこ/食育インストラクター