お家で育ててみよう!「にんにく」の水耕栽培

お家で野菜や植物を育ててみたいけど、何だか難しそう…。
そんな方におすすめなのが、水耕栽培です。
広いスペースは必要なく、室内で手軽に育てることができます。
今回は、これから暑くなる季節におすすめのスタミナ食材「にんにく」を育ててみました。

【水耕栽培で「葉にんにく」を育ててみよう!】

私たちがいつも食べている白くて丸いにんにくは、鱗茎(鱗球とも)と呼ばれる部分です。
この鱗茎も水耕栽培で育てることが可能なようですが、大きく育てるには道具も時間も必要に。
そこで初心者でも簡単に育てられる「葉にんにく」に挑戦!

にんにくの発芽温度は10~25℃、育てるのに適した温度は15~20℃です。
25℃以上になると発芽しにくくなるので、注意が必要です。
順調に育てば、2週間ほどで葉にんにくが収穫できます。

<準備するもの>
●にんにく
スーパーなどで売られているにんにくの多くは、芽が出ないように処理されています。
ホームセンターなどで売られている栽培用のにんにく(にんにく種球)を使うのがおすすめです。

●ハイドロボール
粘土を高温で焼き発砲させた小石です。
土代わりに使うことができ、水耕栽培でよく用いられます。
ホームセンターのほか、100円ショップなどでも購入できます。
粒のサイズはいろいろありますが、今回は小粒を使用しました。

●浅めの容器
水がこぼれない程度の容器であれば、何でも大丈夫です。
(今回は豆腐のパックを使用しました)

<栽培の手順>
①にんにくの準備
1)にんにくは皮をむき、1片ずつにばらす
※傷んでいるものは発芽しにくいので、植えずに取り除いてください

2)水で濡らしたキッチンペーパーでにんにくを包み、1~2日置く
※この工程はやらなくても大丈夫ですが、これをすることによって発芽しやすくなります

②容器に植える
1)容器にハイドロボールを敷き詰める

2)少し間隔を空けてにんにくを植える
※尖った方を上にし、お尻の部分はハイドロボールに少し埋まるくらいに

3)水を入れる
※にんにくを水に浸し過ぎると腐りやすくなるので、お尻の部分が浸る程度に

③発芽後
1)芽が出てきたら日のあたる場所に置き、水を与えながら大きくなるまで育てる

④収穫
1)葉が15cm程度まで伸びてきたら収穫のタイミング!
※根元を1cm程度残しておけば、再度収穫することができます
(上手くいけば、3~4回収穫が可能です)

今回は葉にんにくを育てましたが、30cm程度まで成長させると「茎にんにく(にんにくの芽)」として収穫できます。
葉にんにくはやわらかくてにらのような風味茎にんにくはシャキシャキの食感と、同じにんにくでも収穫時期によって違う味や食感が楽しめます。
料理の用途によってお好みのタイミングで収穫してください。

収穫したら、いろいろな料理でおいしくいただきましょう!
今回は、葉にんにくと卵を合わせた炒め物のレシピをご紹介します。


【葉にんにくのふわ玉炒め】

シャキシャキの葉にんにくに、ふわふわに炒めた卵を合わせました。
豚肉も入れてボリュームアップ!ごはんのおかずにぴったりです。

<材料(2人分)> 調理時間:15分
葉にんにく・・20g(20本程度)
卵・・3個
塩・こしょう・・少々
豚バラ薄切り肉・・50g

Aしょうゆ‥小さじ1/2
Aオイスターソース・・小さじ1/2
A酒・・小さじ1
A砂糖・・ひとつまみ

ごま油・・大さじ2

<作り方>

  1. 1.葉にんにく・豚肉は3~4cm長さに切る。
    卵は溶きほぐし、塩・こしょうを加えて混ぜる。
  2. フライパンにごま油(大さじ1・1/2)を入れて熱し、(1)の卵を加えて大きくかき混ぜ、半熟状になったら一度取り出す。
  3. 同じフライパンに残りのごま油を入れ、豚肉を入れて炒める。
    火が通ったら葉にんにくを入れてサッと炒め、合わせたAで調味する。
  4. (3)に(2)を戻し入れ、軽くひと混ぜする。

にんにくは収穫までに時間がかからず、植えたら毎日水を交換するだけと、手軽に家庭菜園を楽しむことができます。
興味がある方は、ぜひ育ててみてください。

Text by まち/食育インストラクター