家計にやさしい!節約ご飯② ~豆腐レシピ~

子どもの成長とともに、食べる量が増え、必然的に食費がかさみますよね。
喜ばしいことだけど、家計は痛い!!
そこで「家計にやさしい!節約ご飯」を全2回でお伝えします。

第2回は、手ごろな価格で食べごたえばっちり!!「豆腐」を使ったレシピです。
和洋中のどんなメニューにも合うクセのない味わいが我が家でも人気です♪

【豆腐】

大豆の種類や製法の違いにより、形・大きさ・食感などさまざまな種類があります。
現在市販されている豆腐は4種類に分けられます

●木綿豆腐
豆乳に凝固剤を加えて寄せて崩し、穴の開いた型に布を敷いて流し込み、重しをして水をきりながら固めたもの。
型に入れる前の固まったばっかりのものは「寄せ豆腐(おぼろ豆腐)」と呼ばれます。
きめがやや粗く、大豆の味が強く感じられます

●絹ごし豆腐
穴のない型に、木綿豆腐より濃い豆乳を入れ、凝固剤を加えて固めたもの。
絹のようなきめの細かさとなめらかな舌ざわり、やわらかさが特徴です。

●ソフト豆腐
絹ごし豆腐状に凝固させたものを木綿豆腐の型箱に流し込んで、軽く圧した木綿豆腐と絹ごし豆腐の中間程度の濃度の豆腐のこと。

●充填豆腐
濃い豆乳に凝固剤を加えて合成樹脂の容器に充填して約90℃で40~50分加熱して成形、冷却した豆腐のこと。

このほか、卵豆腐やごま豆腐、杏仁豆腐のように、大豆を原料としていないものの、名前に豆腐がついているものは「加工豆腐」「かわり豆腐」と呼ばれています。

【豆腐の栄養】

豆腐の原料である大豆は、「畑の肉」と言われるほど良質なたんぱく質やビタミンB群が豊富
カリウムやカルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも多く、さらに食物繊維も含まれています。
大豆自体は消化吸収があまりよくありませんが、豆腐に加工されることで消化吸収率が高まります。
注目したいのは機能性成分!
コレステロールの上昇を抑制する大豆レシチン抗酸化作用のある大豆サポニン腸内環境を整える大豆オリゴ糖などが含まれています。
体に嬉しい効果がいっぱいですね♪

それではレシピをご紹介します。
食べごたえばっちり!


【豆腐と豚肉の重ね蒸し

<材料> 調理時間:20分
木綿豆腐・・1丁(350g)
豚バラ薄切り肉・・200g
キャベツ・・2枚
Aしょうゆ・・大さじ2
A酒・・大さじ2
Aみりん・・大さじ2
A砂糖・・小さじ2
A和風だしの素(顆粒)・・小さじ1
Aしょうが(おろし)・・小さじ1/2

<作り方>

  1. キャベツは食べやすい大きさに手でちぎり、フライパン(直径26cm使用)に並べる
  2. 豆腐は食べやすい大きさに手でちぎり、(1)の上にのせる
  3. 豚肉は3cm長さに切り、(2)の上に広げてのせ、合わせたAを回しかける
  4. 蓋をして中火にかけ、5分ほど蒸し焼きにする
  5. 蓋を取り、豚肉を豆腐からおろしてキャベツとともに煮汁に浸しながら、煮汁がなくなるまで煮る
  6. 器に盛りつける

大人は小ねぎや七味をかけるとよりおいしく召し上がれます。

あともう一品欲しいときにおすすめ!!

【たらこチーズ豆腐】

<材料> 調理時間:5分
絹ごし豆腐・・1丁(350g)
スライスチーズ・・2枚
Aたらこ(薄皮をはずしたもの)・・20g
A牛乳・・小さじ2
Aマヨネーズ・・大さじ1

<作り方>

  1. 豆腐は半分に切って耐熱容器に入れる
    スライスチーズをのせてふんわりとラップをかけ、600wの電子レンジで1分ほど加熱する※チーズが溶ければOK
  1. 合わせたAを(1)にかける

 大人はおつまみにもおすすめですよ!
しそをプラスしたり、たらこを明太子に変えてもgood!

いかがでしたか?
今回は豆腐を使った簡単レシピをご紹介しました。
ぜひ、試してみてください♪

Text byくまこ/食育インストラクター