子どもの食習慣チェック

幼児期の食習慣はからだの成長はもちろん、心の成長にも影響を及ぼします。
子どもに健康的な食習慣を身につけてもらうためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?
お子さんと一緒に以下の5つの食習慣をチェックしてみてください♪

【大切な5つの食習慣】

①朝食は毎日とる
私たちの脳はブドウ糖をエネルギー源として使うため、朝食をとることで脳にブドウ糖が供給され、一日の活動をスムーズにはじめることができます。
朝食を抜いてしまうと睡眠中に低下した体温と代謝を十分に上げることができず、さらに体温を維持するエネルギーや栄養素も不足してしまいます。
その結果、物事に集中できない、だるくなる、イライラするなどの心身の不調が起こることがあるため、朝食をとることはとても大切です。
また幼児の場合、一度にたくさんの量を食べることができないので、朝食を抜いてしまうと食事の回数が減り、一日に必要なエネルギーや栄養を十分に摂ることが難しくなってしまいます

②家族と一緒に食事をする
ライフスタイルの多様化により、「こ食」が問題になっています。
食事をすることは単に栄養をとるだけでなく、コミュニケーションの場としてとても大切です。
家族と一緒に食べることで食事のマナーや料理についての関心が高まり、楽しくおいしく食べることができます。
できるだけ家族そろって食事ができるようにしましょう。


③よく噛んで食べる
よく噛むことは、単に食べ物を細かくして飲み込みやすくするだけでなく、口や顎、顔の筋肉を動かし脳への血流が増えるので、認知機能や記憶力の向上につながります。
また、ゆっくりよく噛んで食べると少ない食事量でも満足感が得られ、食べ過ぎを防いでくれます
脳が満腹と感じるまでには約15~20分かかるため、ひと口分を20回以上よく噛んで、食事にはいつも20~30分くらいかけるようにしましょう。

④いろいろな食べ物を好き嫌いなく食べる
パパやママは子どもが嫌いだからといってその食品を遠ざけてしまわず、いろいろな調理法や違った味つけで食卓に並べる機会を多くするように心がけましょう。
また、子どもに料理のお手伝いをさせる、食べ物に関する絵本をみせるなど、食に興味を向けさせることも効果的です。
ただ無理に食べさせようとすると、トラウマになったり、食事をすること自体を嫌がるようになってしまう可能性もあります。
楽しい雰囲気で大人がおいしそうに食べているところを見せたり、優しい言葉がけをしてあげることも大切なことです。
子どもの気持ちを受け入れながら、好き嫌いなく食べることの大切さなどを伝えていきましょう。

⑤ジュースやお菓子を食べ過ぎない
子どもは活動量が多く、一度の食事でたくさん食べられないため、エネルギーや栄養をおやつで補う必要があります。
そのため、できればおにぎりやサンドイッチ、焼きいもなどエネルギーや栄養が補えるものが理想的です。
ただ、子どもにとっておやつは楽しみな時間でもあるため、ジュースやお菓子は適量食べるならOK。
三度の食事に支障をきたさないようにすることが大切です。
また、ジュースには多くの糖分が含まれており、習慣的に飲むことで虫歯や肥満、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まります。
おやつを食べるときは、量や時間を決めて食べるようにしましょう。

5つのうちいくつ「YES」がありましたか?
なるべく「YES」の数を増やすようにできることから始めてみましょう。

今まで身についた食習慣を大人になってから直すのはとても難しいため、子どものうちから正しい食習慣を身につけることが大切です。また、子どもの成長には「食習慣」だけでなく、生活のリズムや就寝時間もとても大事なものです。
大人の生活リズムに合わせて、子どもも遅くまで起きてしまうこともあるかもしれません。
規則正しい生活リズムを子どものうちから身につけさせるためにも、パパやママは子どもの食事だけでなく睡眠のリズムにも気にかけてあげましょう。

Text by くまこ/食育インストラクター